『アサシンクリード オデッセイ』評価は「非常に好評」:オープンワールドRPGになったシリーズ最新作【Steamゲームレビュー】

2020年6月10日ゲーム評価RPG, アサシンクリード, レビュー

ACO

オープンワールドRPG要素をふんだんに盛り込んだ「アサシンクリード」シリーズ最新作『アサシンクリード オデッセイ(Assassin’s Creed Odyssey』。 Ubisoftによって、2018年10月6日にSteamで配信されました。PS4でも発売されています。

このゲーム、グラフィックはすごくきれいなのニャ。

今回「UBIパブリッシャーセール」で67%OFFの3,049円になった機会に、本作のレビューと感想、評価をお届けします。Uplayだと3月19日~22日まで無料プレイができます。前回のレビュー記事は以下のリンクから。

 

どんなゲーム?

アサシンクリードオデッセイ

本作は「アサシンクリード」シリーズの11作目にあたります。

舞台は古代ギリシャで、それだけ古いと「アサシン関係なくね?」と思う人もいるでしょう。

まさにそのとおりなのですが、細かいことを気にしていてはいけません。11作目にもなると、使える時代がかぎられてくるのです。「暗殺していればアサシン」というぐらいの定義です。

ゲームは過去の「アサシンクリード」シリーズからは打って変わって、レベルやスキル、武器の装備などがあり、ほぼオープンワールドRPGといってもいいような内容になりました。

主人公も固定された人物ではなく、男性(アレクシオス)と女性(カサンドラ)から選択できるという自由度があります。ゲーム中でも選択肢があり、これまでのように主人公の一生を追っていくという形式ではなく、自分の選択で物語を展開させていくというものに変わりました。

そして「経験値ブースト」などの課金アイテムも登場。そして当然のようにレベルが上がりにくいです。

ウイニングポスト9 2020』のほうでも課金アイテムが登場していますし、これからシングルプレイのPCゲームでも当たり前のように導入されてきそうです。あまり好ましいことではありませんが。

ゲーム自体は「アサクリ要素のあるオープンワールドRPG」といった感じで、RPG寄りの内容です。ボリュームはかなり多いですね。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(89%、46,191人中)」になっています。

本作の良かった点については以下のとおりです。

良かった点

・オープンワールドRPGとして楽しめる。

・ボリューム満点。

・ギリシャの背景が美しい。

・ストーリーが面白い。 

これまでのシリーズ作品とは色が違いますが、オープンワールドRPGとして楽しめる作品に仕上がっている点が評価されていました。

一方、悪かった点については以下のとおりです。

悪かった点

暗殺の弱体化。もはやアサシンクリードではない。

・課金させるためのさまざまな仕掛け。

・移動が面倒。

・レベル補正が強すぎる。レベルゲー。 

暗殺が一撃必殺じゃなかったりなど、アサシンクリードの爽快感が薄れてしまったという意見が多く見られました。

またレベルによって行ける場所や倒せる敵が限定されてしまうため、けっきょくは普通のRPGのように経験値を稼ぐ作業をしなければなりません。

さらにマップが広いため、移動にもかなり時間がかかります。クリアまでは膨大な時間がかかることを覚悟しておいたほうがいいでしょう。

 

総評

本作はアサクリ要素のあるオープンワールドRPGであって、過去の「アサシンクリード」シリーズとは一線を画すものとなっています。

過去作をほとんど遊んだことがなく、オープンワールドRPGが大好きという人は、このゲームはあなたに適したゲームとなるでしょう。

一方、過去作を遊んできて、さくっとスタイリッシュに相手を暗殺したいというアサシン気質な人にとっては、「面白いことは面白いけど、アサクリかといわれると……うーん……」みたいな感じになるとは思います。

なんにしろボリュームのあるゲームですし、67%OFFの3,049円なら筆者的には買いだとは思います。

「アサシンクリード」シリーズが好きという人よりも、むしろ「Fallout」や「スカイリム」などが好きという人におすすめできるオープンワールドRPGです。

↓他の「アサシンクリード」シリーズについては以下の記事を参照。