『ペルソナ5 タクティカ』評価は「非常に好評」 レビューと感想ーパズル要素強めなSRPG化【Steam】
人気RPG『ペルソナ5』の新たな戦いを描いたシミュレーションRPG『ペルソナ5 タクティカ』。
ATLUSが開発し、SEGAによって2023年11月17日にSteamで配信されました。Nintendo Switch、プレイステーション4/5、Xbox Series X|S、Xbox Oneでもリリースされています。
個人的にもSRPGが好きなので、本作は期待していた作品ですね。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は2016年にリリースし、人気を博したRPG『ペルソナ5』の世界を舞台に、「心の怪盗団」たちの新たな戦いを描いた作品になります。「ペルソナ」シリーズとしてはスピンオフ的な作品になりますね。
ゲームシステムですが、コマンド式のRPGバトルから、ステージクリア型のターンベース戦闘に変わりました。基礎的な部分は同様のターンベースタクティクス『XCOM』みたいな感じですね。「ライトユーザー向けのXCOM」といったところでしょうか。
ただ、敵のダウンをとることで「1more」の追加攻撃をおこなったり、ダウンした敵を3人で囲むことで総攻撃「トライバングル」をしかけたりなど、ところどころ原作バトルの名残りがあります。
攻略的には、「敵をダウンさせる」→「トライバングル」で一掃をどううまくやるかが肝になってきます。
あとやっぱりBGMが良いですね。
グラフィックもスタイリッシュで、『ペルソナ5』をプレイしたプレイしたことのある方はもちろん、無い方でもシミュレーションRPGが好きなら楽しめる作品となっています。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(84%、145人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・キャラクターデザインのセンスが良い。
・バトル時の位置取りなどパズルゲーム的な考える要素がある。
・シミュレーションRPG初心者でもプレイしやすい。
・良BGMでストーリーも楽しい。
・パズル要素が強めなので苦手な人にはつらいかも。
・出撃できるキャラクターが3人までなので、シミュレーションRPGとしては少ない。
・シミュレーションRPGにしては一つひとつのミッションが短すぎる。
・カットシーンが多くてテンポが悪い。
シミュレーションRPGメインとして見た場合、ちょっと物足りなさを感じるというかパズルゲームに近い感じという意見が多く見られました。全体的には好評価となっています。
総評
本作は『ペルソナ5』のキャラクターをつかってシミュレーションRPGをプレイできる作品です。
『XCOM』に近いシステムなので、シミュレーションRPG好きの方は楽しめるとは思います。
ただパズル要素(というかキャラクターの位置取り)が強めなので、がっつりとしたシミュレーションRPGを期待している人には合わないかもしれません。
「XBOX GAME PASS」でもプレイできるので、とりあえず試してみたい方はそちらをプレイしてみるのもよいでしょう。