『Cuisineer(キュイジニア)』評価は「非常に好評」 レビューと感想ーレストラン運営アクション【Steam】
レストラン運営とダンジョン探索を組み合わせたアクションRPG『Cuisineer(キュイジニア)』。
シンガポールのデベロッパーであるBattleBrew Productionsが開発し、Marvelous Europe, XSEED Gamesによって、2023年11月10日にSteamで配信されました。
食材収集パートと経営パートで分かれている形式ですね。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作はダンジョンで食材を集めつつ、レストラン経営をしていくゲームです。前述したように、形式的には『デイヴ・ザ・ダイバー』に似ていますね。
ただ『デイヴ・ザ・ダイバー』の主人公はデブのおっさんに対して、本作は猫耳美少女ですし、アニメチックなイラストになっているので、日本人にもとっつきやすい形になっています。
ゲームは食材を集めるダンジョンパート(アクションパート)をこなし、その食材をつかってレストラン経営(シミュレーションパート)をしていきます。
ダンジョン探索では自動生成されたマップを進んでいく、ローグライクアクション的な感じになっていますね。攻撃とダッシュ回避をしつつ、敵を倒して食材にしたり、素材を集めてレストランの家具にしたりできます。
レストランパートでは、リアルタイムで客が来店して席に座り、注文をしてくるのでそれに合わせて料理を出していきます。ただ他のレストランゲームのように、食材を自分でそろえて、完成したものを客のテーブルまでもっていくということは不要。食材がそろっていれば自動で料理をはじめ、完成したら客が取りにきてくれます。
ただレジはしないといけないので、忙しいことは忙しいですね。
あとレストランの調理器具や設備のアップグレードなど、店舗のデザインもできます。テーブルなどを増やし、収容人数をあげていくといいでしょう。
ゲーム自体はかなり遊びやすくできているので、ライトユーザーでもとっつきやすくなっています。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(88%、143人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・キャラクターが可愛い。
・ハクスラ的な楽しさがある。
・レストランを拡張していくのが楽しい。
・操作がシンプルでわかりやすい。
・ゲーム自体の説明が不親切。そもそもチュートリアル的なものが無い。
・セーブのタイミングが一日の切り替わりのときになっているので不便。
・客の咀嚼音が生理的に厳しい。
・次になにしていいのかがわかりづらい。
チュートリアル的なものがないことからこの手のレストラン経営ゲームに慣れてない人にはわかりづらい点が多いとは思います。キャラクターやゲーム自体については好評になっていますね。
総評
ハクスラダンジョンRPG要素と、レストラン要素を組み合わせたライト層向けのシミュレーションゲームといった感じです。
しかしライト層向けであれば、チュートリアルなどを充実させてもっとわかりやすいようにしたほうがいいのではないかという気もします。
イラストは可愛いですし、慣れればゲーム自体は遊びやすいので、チュートリアル周りが惜しいかなとは思いました。