『Timberborn』レビューと評価・感想ービーバーによる町づくりゲーム|日本語サポート有り
人類滅亡後の世界で、ビーバーたちが町づくりをする『Timberborn』。
Mechanistryによって、2021年9月16日にSteamで早期アクセス版が配信されました。
町づくりをするのが人間ではなく「ビーバー」というのがユニークですね。しかもこの手のゲームにはめずらしく、日本語サポートもされています。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は、いわゆる『シムシティ』のような町づくりゲームです。
ただ、人が住む町ではなく、ビーバーの住む町なので、施設もビーバーに合わせたものになっています。
しかし、ただそれだけだと『シムシティ』となにが違うのかという話になりますが、一番の特徴は雨季と乾季があることですね。
放っておくと水が干上がってしまうため、いかに水を絶やさないかが本作の攻略ポイントとなってきます。
逆に雨季になると一気に水量が増えるので、施設の沈没に注意しなければなりません。乾季は水量が少ない分、建設のチャンスともいえますね。
難度自体は、他のサバイバル建設ゲームに比べるとそれほど高くないので、まったりプレイすることができるでしょう。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(94%、1385人中)」になっています。
現時点でけっこう完成度が高いですしね。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・ビーバーが可愛い。
・水をテーマにしているのが面白い。
・建設物がユニーク。
・ダム建設の知識が付く。
・ある程度プレイすると、あとは繰り返し作業になってしまう。
・チュートリアルが不親切。自力で学習する必要がある。
・ビーバーである必要性は本当にあるのだろうか。
・ビーバーのアニメーションが少ない。
ゲームが遊びやすいことから、全体的には好評です。
ただチュートリアルはかなり不親切だとは思いました。「あとは自分でやれ」みたいな投げっぱなし感があります。遊び方さえわかってしまえば、このあたりは問題はないでしょう。
総評
「ビーバーの町づくり」というユニークな視点からの町づくりゲーム。
Steamでの評判もよく、売上ランキングでも上位にありますね。
日本語にも対応しているので、プレイまでのハードルは高くないかと思います(チュートリアルは不親切ですが)。
ただ、攻略法が見えてしまうと、あとは作業になってしまうかなという気はしました。まだ早期アクセスなので、今後の新要素を期待したいところです。
ビーバーが好きな人、変わった町づくりがしたい人は、本作を試してみるといいかと思います。