DLC「Victoria 3: Voice of the People」評価は「やや不評」 レビューと感想ーアジテーター追加DLC【Steam】
パラドックスの放つ歴史ストラテジー『Victoria 3』のDLC「Victoria 3: Voice of the People」。
Paradox Development Studio、Paradox Interactiveによって2023年5月22日にSteamで配信されました。
そうですね。値段に対して内容がしょぼいというのが大きなところですね。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本DLCは60人以上の歴史的アジテーターを追加します。
アメリカの奴隷制度廃止運動家ジョン・ブラウンや、ドイツの社会主義者ローザ・ルクセンブルク、イタリアの国家創設者ジュゼッペ・マッツィーニなど、歴史的有名人物が登場します。
プレイヤーはこれらアジテーターを利益団体のリーダーに任命したり、軍の指揮をとらせたりなど、国家の助けにすることができます。逆に国家方針によっては敵対することにもなるでしょう。
それとフランスイベントが多数追加されました。オルレアン家から、第二次ボナパルト帝国、そして第三共和政に至るまでを追体験していくことができます。
ぶっちゃけこれぐらいしか追加されていないので、システムを大きく変えるような変更はないのですね。ちょっとしたDLCといったところでしょう。
問題は、これが本体発売日に「Grand Edition」で高値をつかまされたプレイヤーが、手抜きDLCを出されて怒っているというような状況です。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「やや不評(26%、574人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・フランスの歴史イベントが楽しい。
・追加アートがきれい。
・値段に対して内容が見合っていない。
・MODでどうにかなるレベルの内容。
・先に「Grand Edition」で買わせてこの内容は詐欺。
・パラドックスは「Voice of the People」を聞くべき。
もう少し値段が安かったら文句も少なかったかもしれませんが、1,690円ですからなんか言いたくもなるとは思います。
総評
『CK3』や『ステラリス』のほうでは質の高いDLCが出ていますので、ちょっと容認できない(値段に対するバランスがよくない)ような内容になっています。
仮に500円ぐらいだったら、まだなんとかといったところでしょう。
とりあえず「Grand Edition」で約束していたDLCをさっさとこなしてしまおうという感じもあるので、そのあたりをなんとかしてほしいところです。