
子供の頃にクリアできなかった『FF1』と『FF2』を、最近ピクセルリマスター版でようやくクリアしました。
前回は『FF2』の感想をお届けしましたが、今回は『FF1』です。前回の記事は以下のリンクから。

『ファイナルファンタジーI』レビュー・評価・感想
『ファイナルファンタジーI』とは
『ファイナルファンタジーI』は、スクウェア・エニックス(当時はスクウェア)が1987年12月にファミリーコンピュータ向けに発売した、FFシリーズの記念すべき第1作目です。
今回プレイしたピクセルリマスター版はSteam・スマートフォン向けに2021年7月29日にリリース。その後PS4・Switch版が2023年4月に、Xbox Series X|S・Windows版が2024年9月26日に配信開始し、『FF2』と同様に2026年2月にXbox Game Passに追加されました。
ストーリーは、4つのクリスタルの光が失われた世界を舞台に、4人の「光の戦士」たちが旅をするというもの。
シンプルに見えて、実はタイムループを絡めた構造になっており、これが後述のとおり子供には(大人にも?)なかなか難解な内容になっています。
FFはドラクエより「ボンボン」派のゲーム
子供の頃の話をすると、同じRPGでも『ドラゴンクエスト』と『ファイナルファンタジー』では、なんとなく遊ぶ層が違う気がしていました。
ドラクエが「コロコロコミック」派だとすると、FFは「ボンボン」派といいますか、クラスにいるちょっと斜に構えたやつが遊びそうなゲームという感じ(笑)。
ドラクエはプレイヤーの行動をある程度誘導してくれて、いきなり強すぎる敵のいるエリアへ行けないような設計になっています。ヒントも丁寧で、次にどこへ行けばいいかが比較的わかりやすい。
一方のFF1は最初からかなり自由度が高く、ヒントも少なめで、いきなり強敵のいるエリアに足を踏み入れることもできてしまいます。

ドラクエが「道案内付きの旅」だとすれば、FFは「地図だけ渡された一人旅」みたいな感じなのニャ。
近年はそうでもなくなりましたが、昔はそんな感じでしたね。
子供の頃はどこへ行けばいいかわからなくなってやめてしまったのですが、今にして思えばあれは仕方なかったかなという気がします。
攻略情報も今ほど豊富ではありませんでしたし。
ストーリーが難解すぎる
今回クリアして一番感じたのは、「ストーリーがよくわからない」ということです(笑)。
大人になった今プレイしても、やはりあまりよく理解できませんでした。
内容としては、タイムスリップ・タイムループ的な要素が絡んでくるもので、ラスボスの存在自体がループ構造の産物というなかなか複雑な設定になっています。これ、当時の子供に理解できるわけがありませんよね(笑)。

タイムループの話って、大人向けSFでもわかりにくいのに、ファミコンのゲームでやるのニャ。
むしろ、この難解さがFFシリーズの「ちょっとおしゃれ」「ちょっと尖ってる」という雰囲気を作っていたのかもしれません。
理解できなくてもなんとなくかっこいい、みたいな。
エンカウントが激しすぎる問題
ゲームシステムについてですが、前回の『FF2』と同様にブースト機能があるので大変助かりました。
特に本作はランダムエンカウントの頻度がかなり高く、普通にプレイしていたら移動だけで相当なストレスを感じていたと思います。

エンカウントのオン・オフができるのは本当にありがたいのニャ。
エンカウントをオフにして移動し、戦いたいときだけオンにするという使い方ができるため、テンポよくゲームを進められました。
また経験値の獲得倍率を上げられるブースト機能のおかげで、レベル上げの苦労もほぼなし。現代人が遊ぶにはこれくらいの快適さがあってちょうどいいと思います。
まとめー初期FFシリーズにひとつの区切り
今回クリアはできたものの、ストーリーについてはやはりよくわからないまま終わりました(笑)。
ただそれも含めて、ある意味FF1らしいというか、当時のRPGらしい体験だったとは思います。
なにはともあれ、これで初期FFシリーズでクリアしていなかったのは『FF1』と『FF2』だけだったので、ようやく区切りがついた感じがあります。
『FF3』は当時のファミコン版を普通にクリアできていたのですが、最後のダンジョンが本当に長くて、親とのゲーム時間の交渉が一番大変でした(笑)。あの頃は「もう30分だけ」という交渉を何度繰り返したことか。

親との交渉こそが真のラスボスだったのニャ。
『FF1』ピクセルリマスター版はXbox Game Passで遊べますし、Steam版は単品1,480円(税込)とかなり手頃な価格です。懐かしくて気になっている方、当時クリアできなかった方にはおすすめです。
ストーリーはよくわからなくても、それはそれで味があるということで(笑)。
