『Conquest of Elysium 4』初心者向け攻略講座ーゲーム開始から手順をわかりやすく解説

「Dominions」シリーズのIllwinter Game Designが放つローグライクストラテジーゲーム『Conquest of Elysium 4』。
前回は『Dominions5』の遊び方についてだったので、今回は本作についてです。

ぶっちゃけほぼおなじですしね。4が遊べれば5も遊べます。5も機会があれば記事を書こうと思います。前回の記事は以下のリンクから。
『Conquest of Elysium 4』初心者向け攻略講座
本作は『Dominions5』に比べればだいぶ単純です。マップ探索をしつつ、敵勢力をすべて滅ぼせば勝利です。さらにいえば、敵の首都を落とせば勝利です。途中にいる敵をいちいち倒してまわる必要はありません。
マップ設定
タイトル画面の「Start New Game」をクリックすると、マップ設定の画面になります。
「Map Size」ですが、最初は小型マップ(Small)でいいかと。ちなみに本作は「X」が選択状態なので注意してください。
「Society」はどの時代で遊ぶかですが、こだわりがなければ初期設定の「Random」で。あとは一番下の「OK」をクリックして次のプレイヤー設定に進みます。
プレイヤー設定では、デフォルトでプレイヤー(Human)以外に、AIの2勢力があります。勢力を変更したければ「Class」項目の「Random」のところをクリックして、好きな勢力に変更してください。最初のうちはわけがわからないと思いますので、とりあえず日本勢力である「Bakemono」でも選んでおきましょう。日本名なのでとっつきやすいと思います。

AIの強さ(Difficulty)ですが、デフォルトの「Jester」(2番目に簡単)のままでもいいですが、それよりさらに下に「Piss Boy」(一番簡単)があるので変えておいてもいいでしょう。
「OK」をクリックすればマップ生成がはじまります。
終わったらまた「OK」をクリックしてください。するとマップ画面に移ります。
マップの動かし方
マップはマウスホイールで拡大縮小、マウスホイールを押したままドラッグで動かせます。最初は画面が小さいので拡大しておいたほうが見やすいかと。
本作では地形や指揮官の選択は「右クリック」です(左ではないのに注意)。『Dominions5』のほうもそうですが、ここがちょっと直感的にわかりにくいとこですね。
自分の指揮官は緑色の枠に囲まれていますので、これを右クリックしてください(何度もいいますが左ではありません)。すると、いまいるマスの情報が出てきます。
画面左上には、2人の指揮官のキャラ絵(化け物と侍)が見えると思います。化け物のほうは「化け物ソーサラー」、侍は「化け物ジェネラル」です(以下「化け物と侍」)。

マス上でさらに右クリックをすると、そのマス上にいる兵士の配置が表示されます(右上にある×マークで消す)。また画面左上の指揮官のグラフィックを右クリックすると、ステータスが見られます。
マップ上にいる敵も右クリックすればその兵士の配置が見られます。敵の兵士が多すぎる場合は、ケンカをふっかけないように注意してください。戦う時は弱い敵を狙います。
指揮官に兵士を組み込もう
最初は指揮官が2人(化け物と侍)いますが、まとまって行動したほうがいいでしょう。
指揮官は兵士をつれて移動することができます。最初に兵士を与えられていますが、どの指揮官にも所属していないので、化け物のほうに所属させましょう。
まず左上の化け物のキャラ絵を左クリックすると、黒い枠が白色になります。白色は選択状態です。
複数の指揮官を選択したければ、Ctrlを押しながら選択していけばいいでしょう。
とりあえずここでは化け物だけ選択します。
それから画面右にならぶコマンド(以下「コマンド」)の「Transfer Unit」をクリック。すると兵士の配置画面が出てきますので、Aキーを押してください。これで兵士を全選択できます。選択状態になっている兵士は「X」マークになっています。
前線にいる指揮官の侍は「O」マークなっているので、これは選択されていない(別部隊)という意味です。侍をクリックすれば「X」マークになり、化け物の部隊に組み込めます。

別動隊にしたければ、もう一度クリックして「〇」マークに戻せばいいでしょう。
マップ画面でF1を押せば、どれだけユニットを持っているかの一覧が出てきます。
今回は別動隊にして、複数の指揮官をまとめて動かす形にします。前述したように、Ctrlを押しながら複数の指揮官を選択(白色状態)にします。それから今いるマスの隣を左クリックすれば、そこに移動してくれます。
指揮官キャラ絵にある3つの菱形マークは行動ポイントです。移動するとこれが消費されます。3ポイントあるので平地だと3マス動けますが、森だと1マスで2ポイント消費してしまいます。
行動ポイントがなくなったら、右側のコマンド「End Turn」で次のターンへ。
敵と戦おう
次は敵とたたかってみましょう。
強い敵にケンカを売ると開幕ゲームオーバーになりかねないので、マップ上にいる敵ユニットを右クリックして、兵数の少ない敵を見つけます。
あとはそのマスまで移動し、「End Turn」すれば戦闘が始まります。
占領について
緑色の枠に囲まれているマスは、自分が占領しているマスです。マウスホバーをすれば、そこで毎ターン得られる資源が画面下に表示されます。
金貨マークはゴールド、トンカチマークは鉄、赤い花のようなマークは生贄(呪文を唱えるのに必要な資源)です。とりあえずこの3つを覚えてください。画面右上にもこれらをどれだけ持っているかの表示があります。
あと靴マークは移動に必要な行動ポイントですね(靴マークがないマスは行動力1で移動可能)。
本作の占領ですが、町など資源を生み出すマスに指揮官を移動させるだけで占領状態になります。そして次のターンから収入が入ってきます。敵がいれば戦うことになります。
ようするにゴールドなどを生み出すマスをどんどん占領して、毎ターンの資源収入を増やしていけばいいということです。
敵のいない町などは、移動してどんどん占領して、どんどん収入を増やしましょう。
兵士を雇おう
兵士が減ったのであれば、雇って増やしておきましょう。
兵士は王冠マークのあるマスでしか雇うことができません。前述したように、マス上にマウスホバーすると、マス内の詳細が画面下に出てきます。ここを見て王冠があるかチェックしましょう。
指揮官のいたスタート地点には王冠マークがあるので、ここで雇うことができます。
右側のコマンドにある「Recruit Units」をクリックすると、雇えるユニットの一覧が出てきます。王冠マークのあるマスを複数占領している場合は、ユニット一覧の上にある「Recruit location」で雇用マスの切り替えができます。
ユニットを雇うにはゴールド(金貨マーク)や鉄(トンカチマーク)が必要です。勢力によっては鉄が手に入りにくいですが、化け物勢力は鉄を生産する拠点を開始時から持っています。
なにを雇えばいいかですが、初期状態だと弓兵が少ないので、「Bakemono Archers」(20G、鉄1)を雇っておきましょう。お金が足りなければ、何ターンか過ぎたあとに雇えばいいでしょう。
雇った兵士たちは、雇ったマスに登場します。指揮官を雇用マスまで移動させて、前述したように部隊に組み込んでください。これも前述したようにF1キーで現在の兵数確認ができますので、前衛・後衛をバランスよく配置してください。

ターン開始時に、そのターンだけ雇えるユニットの情報が出てくることがあります(読み逃した場合は右側のコマンド「Messege」で確認可能)。強いユニットが出てくるので、お金を貯めておいてゲットするのもいいでしょう。

交易について
「Market Villege」を占領すると、1つにつき交易(Trade)ポイントが1もらえます。
右側のコマンド「Trade Admin」をつかえば、ゴールドで鉄や生贄を毎ターン買う(もしくは売る)ことができるようになります(「Market Villege」の数によって1回の取引量が多くなる)。
勢力によっては鉄がなかなか手に入らなかったりみたいな事態もあるので、「Market Villege」を占領して資源交換をしましょう。
魔法をつかおう
右側のコマンド「Use Special Power」で魔法をつかうことができます(ソーサラーなど魔法をつかえる指揮官がいれば)。
魔法は生贄(赤い花みたいなマークの資源)を消費して使います。
魔法にはレベル3までありますが、最初はほとんど種類がありません。それぞれのレベルの魔法の種類を増やすには「Lesser Ritual of Mastary(レベル1の魔法を増やす)」Ritual of Mastary(レベル2の魔法を増やす)」「Ritual of Ground Mastary(レベル3の魔法を増やす)」を先に唱える必要があります。唱えるたびに、そのレベルの魔法が増えていきます。
魔法は指揮官ごとに習得するものなので、資源量を考えると一人の指揮官に集中させたほうがいいでしょう。
魔法では「Summon Oni」(鬼を召喚)などを使うと、ユニットを召喚して自軍に加えることができます。ただたまに召喚後にこちらのいうことをきかず、襲いかかってくることもあります。
魔法を使う時に「Sacrifice Level」(デフォルトは100。最大150)を上げると、消費する生贄は多くなりますが、そのぶん召喚の成功率が上がったり、召喚できるユニット数が増えたりとメリットがあります。余裕があれば「Sacrifice Level」を上げるといいでしょう。
拠点がどんどん取られていく
本作は指揮官を町に置くだけで占領できます。つまり中立も含めた敵側も、こちらの町に入っただけで占領しかえせます。
どんどん町をとって快進撃をしていくうちに、いつのまにか収入が少なくなっていて、見てみたら町が敵に占領されまくっていたなどということが、ゲーム後半に行くにつれて多くなるとは思います。
ゲームデザイン的に占領地は使い捨てなので、さっさと大軍隊をつくって、敵の首都を目指して進みましょう。
敵の本拠地をすべて占領すればゲーム終了なので、町を守ることに兵や時間をあまりつかわないほうがいいかと。そんな兵力があれば、主力部隊に組み込んでどんどん大きくしていったほうがいいです。
ただ自分の本拠地が占領されたら負けなので、そこだけは兵を置くなどして守りましょう。
AI勢力が勝手に自滅する
仕様です。
難易度上げても、中立勢力に手薄な本拠地を占領されて自滅したりします。
そのためなにもせずに勝てたりすることもありますが、そのときはあきらめて次のゲームに移りましょう。
まとめ
本作の攻略は、領土を広げることではなく、敵勢力の本拠地占領です。
そのため、占領している町や村が少なくても、大部隊を持っていれば、それで敵の本拠地に攻め込んで殲滅させれば勝ちです。
そのため本作でやることは、軍隊を強くすることです。領土を広げることではありません。
「どんどん前へ進め」というゲームデザインなので、お金もすべて兵の雇用のためにあります。とにかく強い軍隊をつくって、敵地に攻め込んで勝利をもぎ取ってしまいましょう。



























