『Dead by Daylight』評価は「非常に好評」:4対1のオンライン鬼ごっこ|ゲームレビュー

2020年5月25日ゲーム評価アクション, ホラー, レビュー

DbD

鬼1人と、それから逃げるプレイヤー4人の非対称オンラインゲーム『Dead by Daylight』。 Behaviour Digital Inc.によって、2016年6月14日にSteamで配信されました。もうけっこう昔のゲームになっていますね。2017年6月23日にはPS4/Xbox One版も発売されています。

非対称オンラインゲームの元祖ニャ。

非対称オンラインゲーム自体は『ロストプラネット2』(2010年)の「人間vs巨大生物」で実現してはいますが、ゲーム的にはかなり大味でしたね。

今回はSteamで60%セール(792円)がおこなわれているので、今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。セールは3月17日までです。前回のレビュー記事は以下のリンクから。

 

どんなゲーム?

Dead_by_Daylight

本作はオンラインでプレイする非対称鬼ごっこゲームです。

プレイヤーはキラー(1人)か、サバイバー(4人)のどちらかを担当します。

キラー役は人間を全員捕まえれば勝ち。サバイバー側は条件を満たして脱出すれば勝ちになります。

サバイバー側は脱出のために、発電機を修理して電源を回復する必要があります。もちろん作業しているときは動けませんので、もっとも無防備な状態といえます。また修理に失敗すると発電機が爆発し、キラーに居場所がばれてしまいます。

キラー側が人間を捕まえると、運ばれてフックにひっかけられてしまいます。自力で脱出することもできますが、失敗すると死亡までの時間が速まります。仲間に助けてもらえるのが一番でしょう。

規定数の発電機の修理を終えたら、エリア内に2つある脱出ゲートから逃げるだけです。ただ脱出ゲートを開けるのにも時間がかかります。

なんか鬼側が有利そうニャ。

オンラインゲームなので時期によって調整が変わりますね。

一時期は「凶悪な4人組に立ち向かうゲーム」などとも揶揄されていました。

キラー側はサバイバーに煽られてストレスがマッハみたいな状態になり、キラーを使う人が少なくなったこともあります。

キャラクターが多いですし、ゲームバランスを取るのがそもそも難しいですからね。運営もいろいろと問題がありますし。

ただゲーム自体は面白いものなので、いまだプレイ人口が多いゲームになっています。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(80%、206,173人中)」になっています。

すごい人数ニャ。20万人を超えてるニャ。

統計のサンプル数としては十分すぎる数ですね。

本作の良かった点については以下のとおりです。

良かった点

・完璧ではないが、長く遊べる面白さ。

・ホラー映画をプレイしているようだ。

・連続してプレイするのはおすすめしないが、しばらく経ってから遊ぶと面白い。

・フレンドとのプレイはかなり楽しい。

ゲーム自体の面白さについては、多くの人たちが賞賛していますね。これだけロングセラーの続いた作品なので、面白さに関しては間違いないでしょう。

本作の悪かった点については以下のとおりです。バグについては省きます。

悪かった点

・煽ってくるサバイバーがいる。

・運営にイライラさせられる。

・ゲームバランスが悪い。

運営に対する批判がけっこう多いですね。

筆者は直接やり取りしたことがないのでわかりませんが、「傲慢」「不親切」「いい加減」みたいな意見が見られました。

またゲームバランスについての批判も多かったです。キャラクターが増えれば増えるほど、調整は難しくなっていくでしょう。

 

総評

本作は、ゲーム自体は非常に楽しいものです。これだけ長い期間遊ばれてきたのがその証明ともいえます。類似の非対称オンラインゲームで、すでに過疎ってしまったものもけっこうありますしね。

ただオンラインゲームの宿命ですが、キャラクターバランスなどが取りにくいというのもありますね。

キラー側を強くしすぎると、こんどはサバイバー側から批判が出そうですし、難しいところです。

なんにしろ面白いゲームなので、一度プレイしてみることをおすすめします。