『Dwarrows』評価は「好評」:スローライフなオープンワールド町づくりアドベンチャー【新作レビュー】

2020年5月27日ゲーム評価RPG, レビュー

dwarrows

町づくりに探検にパズルゲームと、さまざまな要素を組み合わせたオープンワールドストラテジーアドベンチャーゲーム『Dwarrows』。Lithic Entertainment Inc.によって、2020年2月29日にSteamで配信されました。

要素が多くてどんなゲームなのかわからないニャ。

基本的にはスローライフな町づくりゲームです。戦闘もなく、まったりと楽しめる作品になっています。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。

 

どんなゲーム?

Dwarrows

本作は、ファンタジー世界を舞台に、3人の主人公たちが未開の地で都市開発をするというストーリーです。

主人公の3人(ドワーフ、ハーフリング、エルフ)はただ町づくりをするだけでなく、広い世界を探索をして財宝を手に入れたり、動物を飼い慣らしたり、古代文明の謎を解いたりなど、さまざまなことができます。

なんだか楽しそうニャ。

画面は三人称視点です。主人公たちはそれぞれ能力が違いますので、切り替えながら目的をこなしていきます。

たとえばドワーフはツルハシで採掘したりなど、資源収集がおこなえます。資源は町を拡大させるために必要になります。

町づくりは、グリッド状のマップに建物を配置していくカジュアルなタイプのものになっています。

ダンジョン探索においては、敵と戦ったりというのはなく、パズルを解くことがメインになってきます。

とくにせかされることもなく、自分の作った町を歩きまわったり、ペットを飼ったりと、まったりした冒険世界を楽しむことができます。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「好評(88%、45人中)」となっています。

良かった点は以下のとおりです。

良かった点

・ファンタジー世界のグラフィックが良い。

・町づくりやパズルなど、さまざまな要素がうまく組み合わさっている。

・リラックスして遊べるサンドボックスゲーム。

・心地よいBGM。

・暴力も殺人もない平和なゲーム。

・自分のペースで楽しめる。

人を殺したりする必要もなく、ゆっくりまったり遊べるゲームとして楽しめることが評価されています。刺激的なゲームの多い昨今では、このようなゲームはむしろ貴重かもしれませんね。

逆に悪かった点は以下のとおりです。

悪かった点

・資源集めが退屈。

・移動が面倒。

・動物を飼い慣らすのに時間がかかる。

ゆったりと楽しめるゲームであることが評価されている一方、資源集めや移動、動物のテイムに時間がかかることなどが悪かった点として挙げられていました。このあたりはユーザーのプレイスタイルに合うかどうかの問題もありますね。

ストーライフなゲームを求めている人には適しているかと思います。

 

総評

本作はファンタジー世界での町づくりゲームですが、探索やパズルゲームなどの要素も入っていて、カジュアルに楽しむことのできる作品になっています。

敵と戦ったりといったこともなく、自分のペースでやりたいことをやっていくことができます。

刺激の多いゲームに疲れた方は、本作をプレイしてみるのもいいのではないかと思います。

↓次回のレビュー記事。