『Iron Danger』評価は「ほぼ好評」:フィンランド民間伝承をモチーフにしたタクティカルRPG【Steam新作レビュー】日本語化対応

2020年5月27日ゲーム評価シミュレーション, レビュー

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スチームパンクファンタジー的世界観の、フィンランド民間伝承をモチーフにしたタクティカルRPG『Iron Danger』。 Action Squad Studiosが開発し、Daedalic Entertainmentによって2020年3月26日にSteamで配信されました。日本語に対応しています。

主人公には時間を巻き戻す能力があり、これを上手く使って戦っていきます。

なんか面白そうニャ。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。

 

どんなゲーム?

Iron_Danger

本作はターン制とリアルタイムが合わさったタクティカルRPGです。

主人公は最大5秒まで時間をさかのぼることができます。具体的には、失敗したときなどに巻き戻しをすることができます。

そのため「あ、操作ミスった」というときでも安心。トラップにひっかかろうが、殺されようが、巻き戻せばすべては「なかったこと」になります。

パズル的な要素もあり、クリアできないと思われるシチュエーションでも、巻き戻しを駆使することで「気付き」を得られるでしょう。

ゲームにランダム性はありません。そこには「解法」があるだけです。

新感覚のタクティカルRPGといえる作品です。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「ほぼ好評(78%、28人中)」になっています。

本作の良かった点については以下のとおりです。

良かった点

・巻き戻せるので、なにがあってもイライラしなくてすむ。

・ユニークなゲームメカニック。

・適切なゲーム難度。

・ストーリーや世界観が独特で面白い。 

ゲームシステムについて賞賛する声が多く見られました。またフィンランドの民間伝承にもとづいたストーリーも高い評価を得ています。

一方、悪かった点については以下のとおりです。

悪かった点

・最適化不足。

・リプレイ性に欠ける。

最適化の問題で動作が遅くなったりというのがあるようです。このあたりはパッチを待つ必要があるでしょう。

またランダム性の低さから、解法がわかってしまうと周回プレイは面白くなくなるかもしれませんね。

 

総評

本作は時間を巻き戻す能力をタクティカルRPGにうまく組み込んだゲームといえます。

巻き戻しが可能なので、プレイヤーは死を恐れずにリラックスしてプレイすることができます。

斬新なタクティカルRPGを求めている方は、本作を試してみるといいかと思います。

↓次回のレビュー記事。