『Kingdom Under Fire: The Crusaders』評価は「非常に好評」:Xboxの名作戦略アクションがSteamで復活【新作レビュー】

2020年5月27日ゲーム評価アクション, シミュレーション, レビュー

KUFC

「Kingdom Under Fire」シリーズの第2作目『Kingdom Under Fire: The Crusaders』がBluesideによって、2020年2月28日にSteamで配信されました。

なつかしい感じのグラフィックニャ。

本作は2004年にXboxで発売された作品です。「真・三國無双」シリーズのように敵の大軍を倒していくアクション要素と、軍を指揮するストラテジー要素があります。日本語にも対応しています。

今回は本作のレビューと感想、評価についてお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。

 

どんなゲーム?

『Kingdom Under Fire 2』のレビュー記事でも書きましたが、「Kingdom Under Fire」シリーズの1作目『Kingdom Under Fire: A War of Heroes』は2001年にPCで発売されました。内容はRTSです。

本作である2作目からは無双アクションの要素が加わり、Xboxで発売されます。

本作では「ヒーローユニット」と呼ばれるプレイヤーの操作するユニットと、部隊として動かすことのできる兵士ユニットがあります。

部隊を移動させるストラテジーパートがあり、部隊同士がぶつかると戦闘パートに突入します。ヒーローユニットがいたばあいには無双アクションが始まります。戦力が大きくてもひっくり返せるほど強いです。

RPG要素もあり、ヒーローやユニットをレベルアップさせることもできます。

日本ではXboxはあまり売れていないので知らない人が多いとは思いますが、海外ではいまだ人気の高いゲームです。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(94%、155人中)」になっています。

いまでも人気あるニャ。

思い出補正もありますが、人気あるのはたしかです。日本でも数少ないXboxユーザーからの評価が高かった作品です。

良かった点は以下のとおりです。

良かった点

・懐かしい。そしていまだに面白い。

・ストーリーが引き込まれる。

・ストラテジーとアクションを切り替えられるゲームは貴重。

・中毒性の高いゲームプレイ。

・『Kingdom Under Fire 2』にがっかりした人は本作をプレイするべき。

思い出補正もありますが、時が経っても十分プレイに耐えうる作りになっていることに評価が集まっています。

またストーリーの面白さや、ゲームの中毒性も良い点として挙げられていますね。

「『Kingdom Under Fire 2』に期待していたものがこのゲームにはある」という人もいました。

悪かった点は以下のとおりです。

悪かった点

・音声に破裂音などがある。

・ストラテジーパートの操作性がよくない。

・グラフィックが古い。

・30fpsしか出ない。

Xbox版の移植なので、音声に破裂音などが入ってしまっている部分もあります。

また操作性に関しても不満が挙げられていますね。グラフィックの古さはどうにもならないとは思いますが。

しかし16年前のゲームとしては、かなり出来がいいとは感じます。

 

総評

本作は2004年にXboxで発売された作品のPC移植です。

いまだ本作のようなストラテジー+アクションの作品は少なく、当時名作とされていた理由がよくわかります。

ただ昔のゲームなので、まったくプレイしたことのない人からすると、グラフィックや音声も含めていろいろと不備はあるでしょう。

しかし値段も1,990円ですし、昔プレイしたことのある方は買っても損はないかと思います。