『Starpoint Gemini 3』レビューと評価、感想ーコミカルなSFオープンワールド

ゲーム評価RPG, SF, レビュー

Starpoint Gemini 3

コミカルなストーリーのSFオープンワールドRPG『Starpoint Gemini 3』。

Little Green Men Gamesによって、2020年11月6日に正式版が配信されました。

早期アクセスを抜けたのニャ。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。

 

どんなゲーム?

動画名

宇宙船を操り、交易をしたり、デブリをあさったり、賞金稼ぎをしたりなど、好きなように宇宙ライフを楽しめるオープンワールドRPGです。

なんか難しそうニャ。

本作の特徴としては、難解なSFゲームをカジュアルでプレイしやすいようにしている点です。

プレイヤーはギャグ満載のチュートリアルを通して、プレイの仕方を学んでいくことができます。

軽いノリで遊べる『Elite:Dangerous』と思えばいいかと。

ストーリーがあるので、何をやっていいのかわからない方はストーリーを追っていくといいかと思います。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「賛否両論(60%、352人中)」になっています。

微妙なことになってるのニャ。

そこまで悪くはないのですけど、前作をプレイしたユーザーには不評な感じですね。

本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。

良かった点

・宇宙船の操作が簡単で分かりやすい。

・ギャグテイストのストーリーが面白い。

・インターフェイスが良くまとまっている。

・BGMが素晴らしい。

悪かった点

・ドローンを使ったデブリ探索が面白くない。

・戦闘が簡単すぎる。

・お金がなかなか貯まらない。

・代り映えのしない宇宙空間。

ドローンによるデブリ探索はたしかにあまり面白くはなく、どちらかというと手間がかかるだけという感じでした。

他の部分は前作とそこまで大きく変わらないかなとは思います。

 

総評

本作のポイントとなるのは、やはりストーリーでしょう。

マーベルのコミック作品を手掛けていることで知られるクロアチアの作家ダルコ・マッツァン氏が担当していますので、ストーリーラインを追いかけることによって飽きずにプレイすることができるかと思います。

操作も簡単で、この手のSFシムに慣れていない方でもプレイしやすい作品です。

一方で、ある程度SFシムを遊び慣れている方は、宇宙船の挙動なども含め、物足りなさを感じるかもしれません。

シリーズファンなら、とりあえず押さえておいても良い作品とは思います。