『ウイニングポスト9 2021』レビューと評価・感想ー世界規模での戦いを実現|Winning Post 9 2021
『ウイニングポスト9』シリーズ最新作の『ウイニングポスト9 2021』。
コーエーテクモゲームスによって、2021年4月15日にSteamで配信されました。前作『ウイニングポスト9 2020』については以下のリンクを参照してください。
『ウイニングポスト9』シリーズはずいぶん長く続いてきましたね。
ただ『信長の野望』シリーズや『三國志』シリーズと違って、そこまで売り上げもありませんし、あまり開発費がかけられないことから、データ入れ替えとマイナーチェンジで『ウイニングポスト9』シリーズを続けていく方向なのかもしれません。
今回はゲーム内容とレビュー、評価、感想などをお届けします。
どんなゲーム?
今回の特徴としては、「世界規模での戦い」をテーマにしています。
ライバル対決として「世界最強馬決定戦」が開催されるようになりました。
それと「子孫継承システム」についてですが、子孫を海外で活躍させることができます。
また海外レースの追加や、海外馬のデータも追加されています。
あと開始年度が1984年、1991年、1998年、2005年、2022年の5つから選べるようになっていますね。それにともない、時代に合わせた繁殖戦略が必要になります。
じっさいに遊んでみた感想と評価
前作に比べると、今作は追加要素や追加データが多めですね。
正直なところ、「前作買う必要なかったかな」という気がします。
機能はかなり充実していますし、これから『ウイニングポスト9』シリーズをプレイしたい方は本作からプレイしてしまったほうがいいでしょう。前作、前々作は買わなくていいかと。
そして前作から導入された課金要素のDLCですが、本作にもあります。
競走馬や繁殖馬、種馬など、所有頭数を+5するDLCが440円で売られています。
秘書の外観を変える衣装DLCや、追加の馬DLCぐらいだったらいいのですが、こういうシステム的なものをDLCで販売するのは正直どうかと思いますね。ゲームの内容自体に影響をあたえてしまいますし。
そういう考え方もあるかもしれませんけど、どうなんだろうとは思います。
馬の能力開示チケットや限界突破チケットなどもあいかわらず販売されていますね。
まとめ
ゲーム自体は問題なく面白いです。
これから『ウイニングポスト9』シリーズを遊ぶのであれば、本作を選んでおけば問題ありません。馬のデータ量もかなり多くなっていますし、世界規模での戦いを楽しむことができます。ちなみにSteamでの評価は「やや好評(78%、69人)」でした。
DLCによる課金要素(チート)についてですが、ゲーム自体をつまらなくしてしまう可能性もありますし、できるだけ利用しないほうがいいでしょう。
定価は高いので、セールを待って買うのもいいかもしれません。
4月に発売されたばかりですしね。半年ぐらいは待たないといけないかもしれませんね。