【EU4】DLC「Leviathan」評価は「圧倒的に不評」ーざっくりレビューと評価・感想【Europa Universalis IV】

2021年7月13日Europa Universalis IVシミュレーション, レビュー

Europa Universalis IV Leviathan

『Europa Universalis IV』(以下『EU4』)の最新DLC「Europa Universalis IV: Leviathan」。

2021年4月27日にSteamでリリースされた途端に不評の嵐で炎上。2カ月ほど経ったいまなら評価も変わっているかなと思ったのですが、全然そんなことはなかったです。「圧倒的不評(9%、4315人)」となっています

だめニャ。

前回のDLC「Emperor」はボリュームのある内容で、評価も上々でした。そこからの落差も大きかったかと思います。

比較対象があると、どうしてもそうなってしまうのニャ。

そもそもリリース当初はまともにプレイできないうえ、値段もおなじ2000円台ですしね。炎上するのも無理はないかと。

さすがに信者でも文句の一つはいいたくなるニャ。

それと本DLCの開発は、スペイン・バルセロナに設立された「Paradox Tinto」がおこなっていることから、勝手の違いが出たのかもしれません。

今回は本DLCのレビューと評価・感想を述べていきます。

 

DLCの概要

EU4 Leviathan

前回のDLC「Emperor」は2020年6月9日にリリースされたので、一年経たずのリリースになります。

本作は外交や政治体制強化をメインとしたDLCになっています。植民地や摂政制度にも改良が加えられていますね。

それとモニュメントをつくれるようになったのも特徴ですね。いわゆるボーナスの付く建設物です。

なんか取っ散らかった印象があるニャ。「リバイアサン」とかいうから、海洋強化かと思ったニャ。

今回焦点が当てられているのは「小国プレイ」です。小国でも生き残れるような工夫がされています。

一極集中での開発で、特定の領土の開発度を上げることが可能になりました。そのかわり、他の領域の開発度は減ることになります。

それと講和条件として首都の略奪があります。

講和といえるのかニャ。

ゲームシステム的には、敵首都の開発度をいただくというものですね。

「領土は広げたくないけど、敵国を弱体化させて自国を強くしたい」というばあいに使うことができます。

それと植民地国家をつくるときに、軍事支援・貿易・自治など「どんなタイプの植民地にするか」を選ぶことができるようになりました。これによって、反乱を起こされないようにコントロールしたりすることができます。またこれに伴って、専用のイベントも発生します。

外交についても、favorsをつかって資金や人的資本の獲得、領土返還などをおこなうコマンドが追加されています。外交の選択肢が増えたということですね。

モニュメントですが、国家ごとに特定の建設物をつくることができます。アップグレードをしていくことで、防御が上がったりなどさまざまなボーナスが受けられます。巨大プロジェクトなので、それなりのコストと時間がかかります。

EU4 Leviathan unitpack

それと、インドシナ、インドネシア、ポリネシアなど、東南アジアを中心としたユニットパックも含まれています。値段の大半はこれにつかわれてるんじゃないかと思います。

ユニットパックは単体でも高いのニャ。

 

評価とまとめ

新機能については小粒なものが多く、ぶっちゃけユニットパックによって値段がつりあがっている感じです。

1000円台のミニ拡張+ユニットパックといったところでしょうか。

手抜き感があるのも、これが理由かと思います。

これなら拡張部分とユニットパックをバラで売ったほうがよかったニャ。

ユニットスキンは、必要ない人には必要ありませんしね。画面を引いてプレイしていると、「そもそもユニットの姿とかどうでもいい」という人もいるでしょうし。

バグうんぬんを抜きにして、そもそも拡張部分が小粒過ぎるかなという感じです。急いでいない人は、半額ぐらいになってから買ってもいいかと思います。

なんかパラドゲーDLCの悪いところが出てきたニャ。