正式版『PowerWash Simulator』評価は「圧倒的に好評」レビューと感想ー自分の車を洗ったほうがいい?|Steam
高圧洗浄機を使って車などを洗うシミュレーションゲーム『PowerWash Simulator』。
FuturLabが開発し、Square Enixによって2022年7月15日にSteamで正式版が配信されました。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は、高圧洗浄機を使って車や機関車、遊園地など、さまざまな物を洗っていくゲームです。
メタ視点から言えば、「塗りつぶしゲーム」の変形版ですね。汚い部分に水をかけてやるときれいになっていきます。
基本的はそれだけのゲームなのですが、なぜか謎の中毒性があります。
あれですね、緩衝材のプチプチを潰すような感じですね。
高圧洗浄機は放水ノズルを変えることによって、水の出方をコントロールできます。
広範囲を洗ったり、一点集中で洗ったりなど、いろいろな戦略を取ることができます。
FPSのように競い合う必要もないし、時間制限に迫られる必要もありません。
心行くまで対象物をきれいにしてやればいいでしょう。
しかし本作をやっていて思うことは、
「こんなゲームを遊んでいる暇があったら、自分の車でも洗ったほうがいいのでは?」
とつねに語りかけられているかのような気分になります。
まあ、ゲーム内で掃除をしても、実生活はなにも改善されませんしね。
そんなわけで、遊びながら「こんな時間をつかっていていいものなのか」とずっと悩み続けるゲームになるとは思います。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「圧倒的に好評(97%、19941人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・だれも死なないゲーム。まったり遊べる。
・謎の中毒性があって、時間が溶ける。
・家の掃除をしたほうがいいのはわかっているが、なぜかこちらをプレイしてしまう。
・心の汚れも落ちる。
・このゲームをプレイしても、自分の部屋は片付かない。
・ステージが進むと、洗う場所が細かくなって爽快感が無くなる。
・ステージがひろいと汚れをさがすのにひと苦労でイライラする。
・けっきょくくりかえしの作業なので飽きやすい。
ネタゲームなので、ガチなレビューは少なめかなという印象がありました。
ただ全体的には、気に入っている人が多い作品ですね。
総評
本作はネタゲームですが、きっちり遊べるようにつくられているのが良い点だと思います。
作業感があるというか、そもそも作業ゲームですので、それが受け入れられるかどうかで評価が変わりそうですね。
「このゲームするひまがあるなら、部屋を片付けろ」というのはおっしゃるとおりです。はい、すみません。
プチプチをひたする潰すことが楽しめる人には、楽しいゲームになるとは思います。
「XBOX GAME PASS」のほうでも配信されたので、加入している方はそちらでとりあえずプレイしてみるといいかと思います。