『インディヴィジブル』評価は「ほぼ好評」:格ゲー要素のあるアクションRPG【ゲームレビュー】|Indivisible

2020年7月15日ゲーム評価RPG, レビュー

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格闘ゲームのようなバトルのアクションRPG『インディヴィジブル(Indivisible)』。Lab Zero Gamesが開発し、505 Gamesによって2019年10月9日にSteam/GOG/海外PS4/Xbox Oneで配信されました。

本作は2D格闘ゲーム『スカルガールズ』を開発したスタッフたちによる作品で、バトルシーンは格闘ゲーム要素が盛り込まれています。

日本でのPS4/ニンテンドースイッチ版の発売決定にともない公式サイトもできたので、本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビューは以下のリンクから。

 

どんなゲーム?

動画名

本作はメトロイドヴァニア型のアクションRPGです。

主人公はアジュナという少女で、父・インドラとともに村で暮らしていました。

あるとき、ラバナバー将軍の軍に村を焼き払われ、父を殺されてしまいます。アジュナは復讐のための旅に出るといったストーリーです。

本作の特徴ですが、移動画面での戦闘と、バトル画面での戦闘の2種類があります。

戦闘では攻撃だけでなく、敵の攻撃をタイミングよく防御することもできます。というか、しっかり防御しないとあっさり死にます。アニメ調の絵に反して、ゲームの難度は高めです。

またゲーム中に多くのキャラが仲間になります。仲間たちはアジュナの精神世界に収納され、戦闘のときに登場します(戦闘は最大4人まで参加可能)。

ちょっとなにいってるかわからないニャ。

このあたりはじっさいに自分でプレイしてもらったほうがいいですね。

ゲーム的にはRPGというよりも、メトロイドヴァニア的なアクションのほうが比重が多い気がします。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「ほぼ好評(75%、1,048人中)」となっています。

以下に良かった点、悪かった点をまとめます。

良かった点

・キャラクターデザインが良い。

・アニメを見ているような動き。

・登場人物たちの会話が面白い。

・やりごたえのあるバトル。

良かった点

・移動パートのアクションでシビアなところがある。

・無駄にマップが複雑。

・次になにするかがわかりづらい。

・戦闘のバランスが悪い。

良かった点としては、やはりキャラクターデザインの良さでしょう。というか、ほぼこれが目的で買っている人が多そうです。

問題は、やはりゲームの大部分である移動パートですね。地形が入り組んでいるところも多いので、どうやって進めばいいのかわかりづらいところも多いです。

あと戦闘も慣れるまでは難しいでしょう。難度は高めになっています。

 

総評

本作は、キャッチ―なキャラクターデザインだけで購入を決めてしまえるような作品といえます。

ゲームは、RPGには違いありませんが、アクション要素のほうが比重が大きいです。

「敵にエンカウントして、戦ってレベルを稼いで」というようなドラクエタイプのものではなく、アクション重視のメトロイドヴァニア的な作品だと思ったほうがいいかもしれません。

アクションが苦手な人は、途中で詰まる可能性もあるとは思います。

それとSteam版では英語音声のみですが、PS4/ニンテンドースイッチ版は日本人声優による吹き替えが入ります。日本語音声のほうがいい方は、PS4/ニンテンドースイッチ版の発売を待ったほうがいいでしょう。