『FOUNDRY』評価は「非常に好評」 レビューと感想ーボクセル世界で生産自動化【Steam】
ボクセル世界で生産ラインを自動化させるサンドボックスゲーム『FOUNDRY』。
Channel 3 Entertainmentが開発し、Paradox Interactiveによって、2020年3月7日に早期アクセス版がSteamで配信されました。
『シヴィライゼーション』的なターン制ストラテジー『Millennia』も出してますし、押さえるもの押さえておこうみたいな感じはありますね。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作はボクセル世界の惑星で、資源を集めながら自動化生産ラインをつくっていくサンドボックス型の工場ビルダーゲームです。
プレイヤーはドリルアームのロボットとなって惑星に降り立ち、資源を採掘しながら施設を建てていきます。
まあ、ぶっちゃけ『Satisfactory』をボクセルアートにした感じの作品ですね。ただ『Satisfactory』よりはライトな感じで、この手の生産自動化ゲームの初心者でも遊びやすくなっています。
ようは『Satisfactory』に『マインクラフト』をプラスした作品といえます。資源によっては『マインクラフト』のように地中深くまで掘っていって探さなければなりません。
それと電気系統ですが、『Satisfactory』のような電線式ではなく、発電機にブロック同士がつながっていればOKです。ベルトコンベアは電源が必要ありません。
それと敵はいまのところ出てきていません。「敵に施設壊されるのがうざい」と思う方には、本作品はよいかもしれません。
未知の惑星でライトに生産自動化ゲームが遊びたいという方には適した作品といえるでしょう。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(83%、222人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・素敵なボクセルアートのグラフィック。
・サバイバル要素がないので、気楽に建設だけを進めていける。
・ドリルでの採掘が楽しい。
・ランダムマップなのでつねに新鮮な気持ちで再スタートできる。
・起動時に毎回パラドックスランチャーが開いてうざい。
・値段が強気。さすがパラドゲー。
・他の生産自動化作品と大きな差別化があるわけではない。
・敵がいないので、
敵がいないことに対しては賛否両論ありますね。サバイバルがしたいのか、建設がしたいのかで評価は分かれてくるでしょう。本作は建設向きの作品なので、サバイバルを求めている方には不向きとは思います。
総評
作品としては「敵のいないライトな『Satisfactory』」といった感じです。
サバイバル要素はほぼ無いので、純粋に工場建設を楽しみたいという人向けになりますね。
ボクセルアートの世界観も悪くないので、まったりと生産ライン自動化を構築したいという方は本作を試してみるのもいいかと思います。
ただ『マインクラフト』自体を遊んだことがないという方は、先に『マインクラフト』をプレイしたほうが幸せになれる気がします。