『Startup Company』正式版配信!評価は「非常に好評」:ITベンチャーを大企業に育てあげよう【新作レビュー】日本語化可能
ITベンチャーを大企業に育て上げる経営シミュレーションゲーム『Startup Company』。 Hovgaard Gamesによって、2020年4月11日にSteamで正式版が配信されました。日本語に対応しています。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。
どんなゲーム?
本作では小さなITベンチャーのCEOとなって、企業を大きく成長させていくという経営シミュレーションゲームです。
まず必要なのはなによりも社員でしょう。ただし人件費は企業の財政を圧迫するので、どれだけ雇うかはよく考えないといけません。いきなり雇いすぎるとそのまま赤字になって詰むこともあります。
またオフィスに仕事をするためのデスクなどを配置し、社員たちが働きやすい環境を作ってやることも必要です。
また会社が小さいうちは、他社の下請けとして働き、資金を稼ぐ必要もあります。
資金が貯まり会社が大きくなってきたら、徐々に自社製品へと切り替えていき、他社とのシェア争いに参加していきましょう。
カジュアルで遊びやすく作られたゲームなので、経営ゲーム初心者にもおすすめです。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(80%、3,178人中)」になっています。
本作の良かった点については以下のとおりです。
・取っ付きやすいグラフィック。
・IT業界のリアルが分かる。
・オフィスのレイアウトを考えるのが楽しい。
・中毒性の高いゲーム。
・開発者の対応がいい。
開発者が真剣に取り組んでいるというのは良い点です。早期アクセスゲームのばあい、そのまま何年も早期アクセスということもめずらしくありませんし。
一方、悪かった点については以下のとおりです。
・ゲーム内容が浅い。
・軌道に乗るとやることがなくなってくる。
・基本的にはクリッカーゲーム。
がっつりとした経営ゲームを求めているユーザーにとっては、本作はカジュアルすぎると感じられるようです。
全体的には好評な作品です。
総評
本作はカジュアルで遊びやすい経営シミュレーションゲームです。
チュートリアル的なものもあるので、それに従っていけば遊び方はすぐに習得できるかと思います。
最初のうちは雇う人数を制限し、下請けでコツコツ稼いでいくのがいいでしょう。とにかく支出を少なくすることが重要です。
日本語にも対応していますし、この手の経営シミュレーションが好きな人ならば楽しめるゲームかと思います。
↓次回のレビュー記事。