『Avorion』正式版配信!評価は「非常に好評」:宇宙艦隊が作れるオープンワールドスペースシム【ゲームレビュー】
クラフト要素のあるオープンワールドのスペースシミュレーションゲーム『Avorion』。 Boxelwareによって、2020年3月9日にSteamで正式版が配信されました。
そんな感じで宇宙船を作ったりできますね。それ以外にも交易や戦闘などの要素もあります。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。
どんなゲーム?
本作は宇宙船で宇宙を自由に旅することのできるスペースシミュレーションゲームです。
似たタイプのゲームとしては「X」シリーズや『EVE Online』などが挙げられるかと思います。交易や戦闘などができるタイプのものですね。
本作の特徴としては、前述したようにクラフト要素があります。武器の種類やスラスター、装甲など、さまざまなパーツを組み合わせて、オリジナルの宇宙船を作製することが可能です。
このクラフトが、けっこう中毒性があって、いつまでもゲーム自体がプレイできないみたいなことにもなったりします。
船をたくさん作って宇宙艦隊を編成したりなど、いろいろな遊び方ができますね。
筆者的には『X3』よりはわかりやすいとは思います。宇宙船の燃料消費などもありませんし、宇宙船の作り直しをするときもパーツの代金は全額もどってきます。
ゲーム自体は、遊びやすいものだとは思います。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(91%、4,680人中)」になっています。
本作の良かった点については以下のとおりです。
・自由度が高い。
・やめどきがわからないほどの中毒性。
・融通の利くクラフト。
・サンドボックス系なのに動作が軽い。
・自分の作った船団を動かすのが楽しい。
・わかりやすいゲームシステム。
やはり自分の作った船がいっせいに動いているというのはロマンがありますね。また動作の軽さも本作の良い点として多く挙げられていました。
一方、悪かった点については以下のとおりです。
・チュートリアルがわかりづらい。
・味方のAIが思い通りに動いてくれない。
・武器性能の差が激しすぎる。
・ゲームの難度が低め。
武器の性能の差(強すぎる武器がある)ことや、他のスペースシムに比べてゲームが簡単という意見も目立ちました。
筆者的にはこれぐらいの難度がちょうどいい気がしますので、このあたりは個々人の主観的な問題になるかもしれません。
総評
本作はクラフト要素のある自由度の高いスペースシムです。
商人として交易などで大儲けするもよし、大船団を率いて宇宙海賊と戦うもよし、まったりとランダム生成された宇宙を冒険するもよしと、自分の思うがままにプレイすることができます。
また宇宙船のクラフトについても、思った以上にかゆいところに手が届く作りになっていて、自分の思い通りの船が建造できます。
サンドボックス系のゲームや、スペースシムが好きな人は、ぜひ本作を試してみてください。