『One Step From Eden』評価は「非常に好評」:ローグライク×ロックマンエグゼ【新作レビュー】
『ロックマンエグゼ』風のデッキ構築型ローグライクアクションゲーム『One Step From Eden』。Thomas Moon Kangが開発し、Humble Bundle, Maple Whispering Limitedによって、2020年3月26日にSteamで配信されました。日本語に対応しています。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。
どんなゲーム?
本作はローグライク要素のあるデッキ構築型アクションゲームです。ニンテンドースイッチでも配信されています。
『ロックマンエグゼ』のように、プレイヤーと敵は4×4のマスの中で自由に移動することができます。
攻撃には通常攻撃以外に、カードデッキからドローしたスペルを使うことができます。プレイヤーはこのデッキを構築することができます。
使ったスペルは捨て札に移され、また新たなスペルをデッキからドローします。デッキを使い切ったら捨て札がシャッフルされ、またそこからドローすることができます。
ゲームは『Slay the Spire』と違ってリアルタイムバトルですし、けっこう忙しいですね。
勝利するとスペルカードを3つのうちから1つ選べて獲得できます。もちろんデッキが分厚くなると欲しいカードが引けなくなるので注意が必要です。
あとは敵を倒して分岐のあるマップを進んでいくというのは、『Slay the Spire』とおなじような感じです。そもそも開発者は『ロックマンエグゼ』と『Slay the Spire』にインスパイアされたといっていますしね。
両作品とも好きな人には良いゲームだと思います。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(94%、183人中)」になっています。
本作の良かった点については以下のとおりです。
・スペルのコンボやシナジーが気持ちいい。
・プレイキャラクターに特徴がある。
・クールなピクセルアート。
・『ロックマンエグゼ』がパワーアップして帰ってきた!
デッキ構築とアクションがうまく噛み合っていて、コンボなどが楽しいという意見が多く見られました。
一方、悪かった点については以下のとおりです。
・難度高め。
・反射神経が必要でおっさんには厳しい。
あくまでアクションゲームですので、反射神経はそこそこ必要になります。『Slay the Spire』のようにじっくり考えるゲームが遊びたいという人には合わないかもしれません。
全体的にはとくに大きな問題もなく、好評なゲームになっています。
総評
本作はローグライク要素のある『ロックマンエグゼ』です。
昔ゲームボーイアドバンスで遊んでいたという人は懐かしさを覚えることでしょう。
デッキ構築やコンボなども、アクションゲームにうまく噛み合っています。
ただあくまで「アクションゲーム」ですので、じっくり考える系のローグライクを期待する方には合わない可能性も高いです。
難度も高めなので、アクションゲームが苦手な人には厳しいかもしれません。
逆にアクションもローグライクも大好きという人には打って付けの作品です。
↓次回のレビュー記事。