『112 Operator』評価は「非常に好評」:緊急通報オペレータシミュレーション【新作レビュー】
『911 Operator』の続編として登場した、緊急コールに対応するオペレータの仕事をシミュレートした『112 Operator』。 Jutsu Gamesが開発し、Games Operatorsによって2020年4月23日にSteamで配信されました。
前作に比べてスケールが大きくなっていますね。また舞台もEU圏になっています。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。
どんなゲーム?
本作は緊急通報を受けるオペレータとなって、現場に救急車や消防車などを派遣しなければなりません。
車の台数は限られていますので、通話内容から緊急性があるかどうかの判断をし、緊急性のある場所には優先的に対応しなくてはなりません。
内容的は前作とほぼおなじですが、日夜による交通量の変化や天候、季節など、バージョンアップ版ともいうべき要素が多く含まれています。
プレイすればするほど、だんだんと状況が複雑になってきて、頭がこんがらがってくるでしょう。
ちなみに旧ブログ「マイナーな戦略ゲーム研究所」のほうで前作『911 Operator』のレビュー記事を書いていたのですが、本ブログへの引っ越し時に移行が上手くいかなかったようで、消えてしまいましたね。
自分の町のマップを取りこんでプレイできるのが特徴ともいえました。本作でもその機能が継続されています。そのため、自分の町を使ってプレイすれば、臨場感もアップするでしょう。
前作が楽しめたユーザーには、本作も楽しめることでしょう。
【追記】前作の記事が見つかったので、リライトして投稿しました。本記事の最後にリンクを貼っておきます。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(86%、381人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・前作に比べてできることが増えた。
・通報の会話があいかわらずリアルにできている。
・マップがリアルになった。3D表示も可能。
・イベントが多くなった。
・AIのパスファインディング(目的地へ向かうためのルート選び)があまりよろしくない。変なまわり道をすることがある。
・UIが使いづらい。ソート機能すらない。
・煩雑になりすぎて、対応できない。
前作に比べてやるべきことやイベントが大幅に増えたため、それを評価しているユーザーがいる一方で、煩雑だと感じているユーザーもいます。このあたりは主観的な問題とは思います。
全体的には高評価なゲームとなっています。
総評
本作は前作のシステムを継承しつつ、バージョンアップをおこなった作品ともいえます。
基本的な部分では前作とは変わらないので、前作をあまりやり込んでいないというプレイヤーは、とりあえず前作をプレイしたほうがいいとは思います。
前作同様、世界各地のマップを取り込んでのプレイも可能ですので、前作をプレイ済みで気に入ったというユーザーは、本作をプレイすることをおすすめします。
↓前作のリライト記事。