「Chainsaw Warrior」レビューと感想・評価ー60分でニューヨークを救え!カードをめくってゾンビを退治する一人用ボードゲーム

2020年6月4日ボードゲーム評価

20170721110503_1
ボードゲームと書きましたが、コマ移動はありません。
カードをめくって、そこに書いてあることを解決することで進行していくというのがこの「Chainsaw Warrior」です。
実物は遊んだことがありませんのでSteam版で。
ちなみにゲーム中の画面はずっと上の画像です。

ゲームの目的ですが、ずばり「60分でニューヨークを救え(60 Minutes to Save New York)」です。
このキャッチフレーズは某勇者30を思い浮かべますが、チェンソーウォーリアーのボードゲームが発売されたのは1987年なので、もしかしたらこれが元ネタになっているのかもしれません。

20170721110611_1
まずさいしょに、主人公の能力値をさいころで決めていきます。
このあたりはTRPGののり。
ゲームには難易度が3段階あって、イージーだとさいころの数が増えます。

20170721111106_1
能力値を決め終えたら、つぎは装備品をえらびます。
近距離武器や銃器、冒険に役立つアイテムがあります。
タイトルどおりチェンソーは強いしドア破壊もできるのでえらんでおくといいかと思います。銃器とちがって弾数制限もありません。

20170722094322_1
放射能汚染やゾンビからの毒もあるので、耐放射能スーツやヘルメットもとっておくといいでしょう。
あとけっこうつかうのが、ワイヤーカッターとロックピック。

20170722094812_1
ゲームの目的ですが、さきほども書きましたが60分以内にニューヨークを救うこと。
毎ターンが30秒になっていて、時間が尽きればゲームオーバーです。

20170722095119_1
カードデッキは前半と後半にわかれ、それぞれ54枚ずつです。
後半デッキに、このゲームのボスであるダークネスがはいっています。
こいつをたおせばクリア。
ゲームがはじまると、あとはひたすらカードをめくって、そこに書かれていることを解決していきます。

20170722095614_1
一枚目からいきなり自爆する敵がでてきました。
まず1D6のダメージをうけ、そのあとにアイテムごとにダイスロールして5か6がでたらアイテムが破壊されます。いきなりきびしすぎる。
そしてチェンソー、レーザーランサー、ワイヤーカッターが壊されました。
もはやチェンソーウォーリアーでもなんでもありませんし、ラスボスのダークネスは基本レーザーランサーでしかたおせません(もう一つたおせるアイテムがありますが)。
これもうやり直してもいい気が。

20170722100151_1
そのあとすぐにデバイスを一つとれるカード。
さきほど壊されたワイヤーカッターをとります。

20170722100547_1
つぎはもっている電子機器すべてが(2D6)分使用不可。
60分で世界を救わないといけないのに、11分間電子機器がつかえません。
ひたすらきびしい展開。

20170722100938_1
トラップ回避にワイヤーカッターをつかう場面。さきほど入手しておいてよかった。

20170722101126_1
敵出現。戦闘判定は、おたがいに2D6して、自分の接近戦闘の値を加えます。
さきほどチェンソーをうしなったので、攻撃力修正がなくてきびしい。素手でなぐりあってる状態です。
3回ひきわけたのちになんとか勝利。

20170722101812_1
しばらくすすんで建物から脱出。
4分時間をつかうことで武器の補充ができますので、チェンソーをとります。レーザーランサーは自動で補充されます。
これでましになったと思いきや、そのあとすぐにまたチェンソー喪失のカードをひきました。
どうあってもチェンソーをつかわせてもらえないようです。

20170722103356_1
30分がすぎると夜になります。
暗視ゴーグルなどのアイテムがないと接近戦闘が―1。

20170722104257_1
前半デッキをすべてめくりおえ、後半デッキに突入。
このなかにダークネスがいます。運がいいとすぐでてくるのですが、今回はどうか。

20170722104843_1
敵ラッシュのすえ、ついに力尽きる。
いろいろときびしい展開でした。
あとチェンソーをさいごまでつかわせてもらえませんでした。

総評ですが、気軽に遊べてなかなかおもしろいです。
続編の「Chainsaw Warrior: Lords of the Night」もSteamで発売されているので、気にいったらこちらもやってみるといいかと思います。