『アンマッチド:バトル・オブ・レジェンド』のデジタル版『Unmatched: Digital Edition』レビューと評価・感想【Steam】日本語化可能
人気ボードゲーム『アンマッチド:バトル・オブ・レジェンド』のデジタル版『Unmatched: Digital Edition』。
Acram Digitalによって、2023年3月1日にSteamで配信されました。日本語サポートもされています。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は2019年に出版されたボードゲーム「アンマッチド:バトル・オブ・レジェンド」(以下「アンマッチド」)をデジタル版にしたものです。
内容ですが、ジャンル問わずの神話や物語の登場人物がバトルするというものです。赤ずきんやシャーロック・ホームズ、アーサー王、メデューサなど、本当になんでもありという状態ですね。
キャラクターをどんどん追加していけばいいだけなので、いくらでも拡張することが可能です。
ゲームは1人vs1人、もしくは2人vs2人で戦います。
またどのキャラクターにも「相棒」がついています。シャーロック・ホームズならワトソン、アーサー王ならマーリンですね。
ゲームのルール自体は簡単で、相手のHPを0にしたら勝ち。相棒が生き残っていても、プレイヤーキャラクターが死んだらその時点で敗北です。
やることですが、各プレイヤーは自分のターンに「移動」、もしくは「手札のカードを使用」のどちらかをおこないます。これを2アクションですね。
異なるアクションでなければならないわけではなく、「移動」→「移動」でもかまいませんし、「カード使用」→「カード使用」でもかまいません。
攻撃はカードを使用しておこないます。カードは「移動」のときに1枚補充されますので、ずっとカードを使用しているといずれ尽きてしまうでしょう。
本作ではオンライン対戦もあるので、フレンドと楽しむこともできますね。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(80%、131人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・「アンマッチド」がPCで遊べる。
・ボードゲームを忠実に再現している。
・フレンドと一緒に楽しめる。
・シンプルで楽しい。
・UIが使いづらい。
・バトルのときにアニメーションがあったらよかった。
・何が起こったかを把握するため、ゲームログのようなものが欲しい。
・DLCなども含めるとけっこうな金額になる。
もとのボードゲームの完成度が高いので、ゲーム自体についての不満はありません。ただUIなど細かいところで批判が出ていますね。
総評
もとが名作ボードゲームなので、ゲーム内容が悪くなることはないでしょう。
日本語にも対応しているので、まだプレイしたことがないという方でもチュートリアルを進めながらルールが覚えられます。
一度遊んでみたかったという方は、本作を試してみるとよいでしょう。