「Oriental Empires」レビューと感想・評価ー中華的世界観のCIVクローン

2020年5月27日ゲーム評価シミュレーション


中華世界を舞台にしたストラテジーゲーム「Oriental Empires」。
ぱっと見で「CIVのMODか?」と思うかもしれませんが、実際のそんな感じだったりします
プレイ感覚としてはCIV5を物足りなくしたような感じです。

プレイして最初につまずくのは、「ユニットをクリックしても選択できない」ことかと思います。
ユニットの上に立っている旗をクリックする必要があります。
なぜタイルクリックで選択させてくれないのかかなり不可解です。
最初わからずに、ずっとユニットをクリックしまくってて「バグか」と思いました。

ユニットの移動もCIVと違い、移動先を設定してから、ターン終了時にすべてのユニットが動くという方式です。


宣伝動画でTotal warのような戦闘シーンがありますが、ユニットを個別操作するRTS要素はありません。
ユニット同士がぶつかれば自動戦闘で、そのぶつかったときの様子を拡大すると戦闘シーンが見られるというものです。
このあたりは期待していたものと違いました。


技術ツリーはこんな感じ。
シンプルにまとまっているので、どっちかといえばTotal warっぽいです。


季節や川の氾濫などの要素があるのはCIVと違うところ。
このあたりは同社の「Endless Legend」の系統かと。

中国ものということで期待していたのですが、「薄くしたCIV5」という印象でした。
もうちょっとがんばったらいいものができそうな感じはあるのですが、やはり全体的に物足りない。
CIV5をもっていないのであれば、CIV5をおすすめします。