バンドルの闇:Indiegala「Artifex Mundi Bundle 14」ゲームレビューと評価【読んで楽しむバンドル】

2020年5月12日バンドル・セールIndiegala, バンドル

indiegala

読んで楽しむバンドルレビュー。今回はIndiegalaの「Artifex Mundi Bundle 14」です。前回の記事は以下のリンクから。

今回は前回のFanaticalのバンドルとテーマがかぶっていて、いわゆる「Hidden Object」系のアドベンチャーゲームばかりです。ゲームが10本で4.99ドルです。

今回も似たようなものが多いので、さくっと紹介していきます。

 

Dreamwalker: Never Fall Asleep

2018年10月19日/1,520円/ほぼ好評(78%、28人)/日本語有り/Steamストア

オーストリアのアルプス山脈のどこかにある町が舞台のアドベンチャーゲーム。人の精神意識に入り込むことのできる「ドリームウォーカー」となり、昏睡状態になった町長の娘を助けるために活躍するといった内容です。日本語の翻訳がおかしいところもありますが、遊べることは遊べます。

 

The Secret Order 7: Shadow Breach

2019年3月1日/1,520円/ほぼ好評(87%、24人)/日本語有り/Steamストア

サラというエージェントが世界の危機を救うために活躍するアドベンチャーゲーム。シリーズものの7作目ですが、基本的にはパズルを解くゲームなので本作からでも問題はありません。内容自体は短めです。

 

Skyland: Heart of the Mountain

2019年1月18日/1,520円/ほぼ好評(72%、22人)/日本語有り/Steamストア

本作もおなじく、世界を滅亡から救うアドベンチャーゲーム。地上は毒ガスに覆われてしまい、人びとは眠れる巨人の上にスカイランドを作って生活を続けていたという設定。スチームパンク的世界観が好きな人には良いかと思います。

 

The Myth Seekers: The Legacy of Vulcan

2017年8月11日/980円/好評(82%、46人)/日本語有り/Steamストア

1920年代のイタリアを舞台にしたアドベンチャーゲーム。主人公はローマ神話の専門家で、ローマの遺物を探すためにイタリアの地を冒険します。ローマ神話が好きな人向けの内容です。

 

Eventide 2: The Sorcerers Mirror

2016年10月13日/980円/ほぼ好評(77%、100人)/日本語有り/Steamストア

さきほどはローマ神話でしたが、本作はスラブ神話のアドベンチャーゲームです。植物学者の主人公が、魔術師に囚われた姪を助けるといった内容です。

ストアページの「一度買えば、ずっと楽しめます!」という宣伝文句が印象に残りました。

当たり前ニャ。

 

Demon Hunter 3: Revelation

2016年12月2日/980円/非常に好評(85%、67人)/日本語有り/Steamストア

タイトルどおり、デーモンハンターが主人公のアドベンチャーゲーム。女性が殺害され、その娘が失踪したという事件の解決に乗り出します。シリーズ3作目ですが、やることはパズルなので気にしなくていいです。

 

The Emerald Maiden: Symphony of Dreams

2016年2月19日/980円/非常に好評(81%、147人)/日本語有り/Steamストア

海底施設を舞台にしたアドベンチャーゲーム。孤児だった主人公が、母親が自分を置き去りにした真実に迫ります。『バイオショック』が好きな人にはいいかもしれません。

 

Left in the Dark: No One on Board

2013年8月20日/980円/非常に好評(81%、277人)/日本語有り/Steamストア

ホラーテイストのミステリーアドベンチャーゲーム。私立探偵の主人公が、消息不明になった船の謎や殺人事件の解決に乗り出します。ゲームは短いですが、そこそこ楽しめます。

 

Time Mysteries 2: The Ancient Spectres

2011年11月4日/980円/賛否両論(65%、158人)/日本語有り/Steamストア

タイムトラベルもののアドベンチャーゲーム。シリーズの2作目になります。時代を行き来して遺産と家族の秘密に迫るうちに、魔術師たちの抗争にも巻き込まれます。タイムトラベルものが好きなら。

 

Nightmares from the Deep 3: Davy Jones

2014年3月27日/980円/非常に好評(96%、323人)/日本語有り/Steamストア

アンデッドの海賊たちが相手のアドベンチャーゲーム。主人公は博物館の管理人で、娘とともに海賊たちに捕まってしまいます。この危機を抜け出すために謎解きをしていきます。海賊物が好きならといったところです。ちなみにシリーズの第3作目にして完結編になっています。

 

総評

ゲーム自体は無難にポイントクリック型のアドベンチャーゲームです。日本語訳もありますが、機械翻訳みたいな誤訳の多いものもあります。

Fanaticalの同ジャンルのバンドルと比較すると、やはり4.99ドルというのは価格が高いですね。向こうは8本で1.99ドルですし、ゲームも比較的新しいのがありますしね。

どちらを買ったらいいかという問題であれば、間違いなくFanaticalのほうがコストパフォーマンスやゲームの質的にも良いかと思います。

「Hidden Object」系のファンでしたら、コレクションとして買っておくのもいいかもしれません。

それほど闇はなかったニャ。

フォーマットが確立されているポイントクリック型のアドベンチャーゲームですしね。

ストアページArtifex Mundi Bundle 14