「EasyNegative」「EasyNegativev2」の導入・使用方法をわかりやすく解説【Stable Diffusion】
「Stable Diffusion」を使う時に、ネガティブプロンプトにいろいろ書き込まないといけないというのが面倒なときに、それらのワードをパッケージ化したものが「EasyNegative」と、その最新版である「EasyNegativev2」です。
これを導入すれば、ネガティブプロンプトに「EasyNegative」、もしくは「EasyNegativev2」と書くだけで事がすんでしまいます。
今回は「EasyNegative」「EasyNegativev2」の導入・使用方法をわかりやすく、さくっと解説していきます。
「EasyNegative」「EasyNegative2」の導入
ファイルのダウンロード
まずは「EasyNegative」「EasyNegativev2」のファイルをダウンロードします。
「EasyNegative」(通称「v1」)のほうは、
https://huggingface.co/datasets/gsdf/EasyNegative/tree/main
のアドレスの「EasyNegative.safetensors」を落としてください。
「EasyNegativev2」(通称「v2」)は、
https://huggingface.co/gsdf/Counterfeit-V3.0/tree/main/embedding
のアドレスから「EasyNegativeV2.safetensors」
を落としてください。
インストール
先程落としたファイルを、「Stable Diffusion」をインストールしたフォルダ内の
「stable-diffusion-webui」>「embeddings」
のフォルダ内に入れるだけです。
「EasyNegative」「EasyNegativev2」の使い方
使い方は簡単で、前述したようにネガティブプロンプトに「EasyNegative」、もしくは「EasyNegativev2」と書き込むだけです。
ためしにどうなるかやったのがタイトル画像です。
左がもとの画像で、いっさいネガティブプロンプトを描きこんでいません。右側はネガティブプロンプトに「EasyNegative」と書いただけのものです。
正直大して変わりませんね。どっちか好きな方を使えばいいでしょう。
まとめ
そんなわけで、「EasyNegative」「EasyNegative2」をつかって、お手軽にネガティブプロンプトを作成する方法でした。
ただ「EasyNegative」を使っても、手足が多くなったり、指が変だったりというのは防ぎにくいです。けっきょくいろいろ書かなければならなくなりますね。
ちなみに手や指に関しては「negative_hand」を用いるのがいいでしょう。以下のアドレスからダウンロードできます(右上のダウンロードボタン)。
https://civitai.com/models/56519/negativehand-negative-embedding
導入の仕方、使い方は「EasyNegative」とまったくおなじです。ネガティブプロンプトに「 negative_hand-neg」(ダウンロードしたファイル名の「.」より前の部分)と書き込むだけです。
ただこれでもうまくいかないばあいがあるので、あとは運任せといったところですね。