【Stable Diffusion】お手軽にイラストを実写化する方法を発見!(逆も可能)ー「tile resample」活用テクニック【ControlNet講座#24】|

tile title

Stable diffusionの「ControlNET&拡張機能講座」第24回目。以前に「tile_resample」と「Tiled Diffusion」を使った高解像度化の記事を書きました。今回は「tile_resample」のみを使って、イラストを実写化したり、実写をイラスト化したりといったことがお手軽にできる方法とコツを発見したので、そのことについてです。以前の記事は以下のリンクから。

「tile_resample」「Tiled Diffusion」機能をわかりやすく解説ー画像を崩さずに高解像度化【ControlNET講座#3】|Stable Diffusion
「ControlNet講座」の第3回目。「Stable Diffusion」の「ControlNet」で、画像の構図を崩さずに解像度を上げて詳細にする「tile_resample」(+「Tiled Diffusion」)機能についてです。【...

「lineart」とかでもできるのニャ。

「lineart」「lineart anime」機能をわかりやすく解説ー線画から画像を作成【ControlNet講座#9】|Stable diffusion
「ControlNET&拡張機能講座」第9回目。画像を線画に変換したり、線画から画像をつくりだす「lineart」「lineart anime」機能についてです。これと似た機能に「scribble」「canny」「soft edge」があり...

できますけど、こちらのほうがお手軽度がかなり高いですし、精度も高いですね。

そんなわけでさくっと説明していきましょう。前回の「「mediapipe_face」をわかりやすく解説ー表情を利用して画像生成」は以下のリンクから。

「mediapipe_face」をわかりやすく解説ー表情を利用して画像生成【ControlNet講座#23】|Stable Diffusion
Stable diffusionの「ControlNET&拡張機能講座」第23回目。人物の表情を新たな画像に利用する「mediapipe_face」の機能をわかりやすく解説していきます。たとえば笑っている人の表情をもとにして、それと似たよう...

 

スポンサーリンク

「tile_resample」の導入

「ControlNetv1.1」以上をインストールした状態であることを前提に話を進めます。まだの方や、インストールしたけどバージョンがわからんという方は以下のリンクを参照。

「ControlNet」のインストール/アップデート方法をわかりやすく解説ーマルチにする方法も【Stable diffusion】
AIお絵描き「Stable diffusion」の「ControlNet」をインストール、もしくはアップデートする方法をさくっと手短に解説します。「ControlNet」は「Stable diffusion」に様々な追加機能をあたえるので、...

「tile_resample」用モデルのインストール

まだモデルをダウンロードしていない方は、

lllyasviel/ControlNet-v1-1 at main
We???re on a journey to advance and democratize artificial intelligence through open source and open science.

から、1.45Gある「control_v11f1e_sd15_tile.pth」をダウンロードします(赤い箱マークに「LFS」と書いているボタンをクリックするとダウンロード)。

ダウンロードしたものは、「Stable Diffusion」をインストールしたフォルダ内の「stable-diffusion-webui」>「models」>「ControlNet」のフォルダに入れておきます。

「tile_resample」でイラストを実写化

「Img2img」でおこないます。モデルは実写系を用意してください。

motoe

今回使用する元イラストはこちら。「Txt2img」で適当につくりました。こちらを「Img2img」の画像を入れるところに放り込んでおきます。

Denoising strengthですが、0.75~1.0の間がいいでしょう。筆者は1.0でやっています。

cnet

次に下の方にある「ControlNet」を開き、「Enable」と「Pixel Perfect」にチェックを入れてください。

設定する「Preprocessor」は「tile_resample」に、「Model」は「control_v11f1e_sd15_tile」とします。

今回一番重要な部分はその下の「Control Weight」です。ここをとりあえず0.4にしておいてください。これは元イラストの影響を弱くして、モデル(実写)を強めるためです。元イラストが実写に近いものであれば、数値を上げていくといいでしょう。

プロンプトですが、「Txt2img」でつくったときのプロンプトをそのまま入れています。イラストが外部のものである場合は「Tagger」を利用して解析したものを張り付ければいいでしょう。「Tagger」については以下のリンクを参照してください。

「Tagger」機能の導入と使い方をわかりやすく解説ー一般画像からプロンプトを抜き出せる【Stable Diffusion】
AIお絵描き「Stable Diffusion」において、「画像のプロンプト(要素)が知りたい」というときに便利な機能が「Tagger」です。自動で要素を解析してくれます。【追記】すべての拡張を一連の講座にして欲しいとの要望があったので、本...

あとは「Generate」を押すだけです。

tile title

結果がタイトル画像ですね。背景や服装も実写っぽく変換されています。


こんな簡単にできるのニャ。謎技術すぎるのニャ。

zenkai

前回つくった画像も実写化してみました。それっぽくなりますね。

実写化のコツ

コツとしては、「Control Weight」の値をうまくいじることですね。

0.4ぐらいがいいとは思いますが、イラストに近づけようとするのであれば値を上げていくのがいいでしょう。

ただアニメ調のイラストの場合だと、目が大きかったりプロポーションが極端だったりしますので、数値を上げると不自然なものができあがります。その場合は数値を下げていくのがよいですね。

anime

たとえば上の画像だと元イラストは目が大きいので、「Control Weight」を低く抑えて不自然にならないようにしています。

それとプロンプトに「LoRA」(<>で囲んでいるやつ)の記述がある場合は、画像が変になるのですべてとってしまったほうがいいでしょう。

高解像度化のコツ

「Tiled Diffusion」を使って高解像度化するばあいは、「Control Weight」の値が低いと人物が増殖してホラー状態になる可能性もあります。

そのばあいは、「Control Weight」の数値を上げていくとよいでしょう。

 

まとめ

そんなわけで、「tile_resample」をつかったお手軽実写化方法でした。コスプレ画像的なものをつくったりするのに便利とは思います。

もちろん同じ方法で、モデルをイラスト調のものに変えて、実写をイラスト化することもできます。

「tile_resample」は現状アップスケール用のものとして使われていますが、こういう使い方もできるという一例になればと思います。


しかし本当に謎技術ニャ。

それではまた次回の講座でお会いしましょう。【追記】次回「「MlSD」をわかりやすく解説ー背景から別の背景を生成」できました。以下のリンクから。

【Stable Diffusion】「MlSD」をわかりやすく解説ー背景から別の背景を生成【ControlNet講座#26】
Stable diffusionの「ControlNET&拡張機能講座」第25回目。これまでは人物に焦点を当てたものばかりでしたが、今回は背景から新たな背景を生成する「MlSD」についてです。 人物画をつくるばかりがAIイラストじゃないのニ...
「Shuffle」機能をわかりやすく解説ー2つの画像から新画像を生成【ControlNet講座#1】|Stable diffusion
「Stable diffusion」に様々な追加機能をあたえる「ControlNet」。その使い方を学ぶ「ControlNet講座」の第1回目です。「Shuffle」機能を、わかりやすくさくっと解説します。元画像(上の画像では「少女」)に対...
「Stable difussion」のプロンプト(呪文)用語一覧【AIイラスト】
いま流行りのAI画像作成「Stable difussion」。画像を出すにはプロンプトに英単語を打ち込まなければなりませんが、いちいち調べるのも面倒という方のために、1ページにまとめた単語帳を作成しました。 ほぼ自分用ニャ。 画質、アートス...
「tile_resample」「Tiled Diffusion」機能をわかりやすく解説ー画像を崩さずに高解像度化【ControlNET講座#3】|Stable Diffusion
「ControlNet講座」の第3回目。「Stable Diffusion」の「ControlNet」で、画像の構図を崩さずに解像度を上げて詳細にする「tile_resample」(+「Tiled Diffusion」)機能についてです。【...
タイトルとURLをコピーしました