【EU4】DLC「Lions of the North」レビューと評価・感想【Europa Universalis IV】
『EU4』のバルト海諸国プレイ強化DLC「Lions of the North」。
Paradox Development Studio, Paradox Tintoが開発し、Paradox Interactiveによって
2022年9月13日にSteamで配信されました。
いわゆる「Immersion Pack」ですね。
基本的には国家ミッションツリー追加型のDLCですが、BGM3曲と35種類のユニットスプライトも使いされます。
システム追加型ではないので、ノルウェーとかスウェーデンとかあのあたりの国家でプレイしたい人向けの内容ですね。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなDLC?
本DLCはバルト海諸国に新たな国家ミッションを追加するDLCです。
追加される国は、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、スカンディナヴィア、チュートン騎士団、ポーランド、リトアニア、ポーランド=リトアニア共和国、リヴォニア騎士団、クールラント、リガ、ダンツィヒ、ゴットランド、フィンランドです。
内容は以下の通りです(ストアページ参照)。
デンマーク: カルマル同盟の盟主は王国内の統一を望んでおり、ハンザや北海の交易地域における商業的、政治的支配を追求することができます。
スウェーデン: 出番をうかがう大国スウェーデンは、スカンディナヴィアにおける主要な地位を求め、大陸に干渉して力を示す準備ができています。
ノルウェー: 強力な同盟国の影響にあらがい、北海、さらには大西洋における海軍強国としての新たな道を打ち出します。
スカンディナヴィア: 統一された北方の国。地域の寒い土地の開発が進むに従い、力を示すための新たな幅広い選択肢が手に入ります。
チュートン騎士団: かつての偉大な十字軍国家は、現在ポーランドとリトアニアから圧力を受け、生き残りをかけて戦っています。プロイセンとなる道をたどることも、宗教戦争の熱狂的な力を再発見することもできます。
ポーランド、リトアニア、ポーランド=リトアニア共和国: 両国を統一して広大な土地を開発しつつ、反抗的な貴族に抗して結束を維持しましょう。
リヴォニア騎士団とクールラント: 十字軍騎士の道をたどって異教徒の隣人に対抗するか、国を世俗化しましょう。
リガ: ハンザ同盟の敬虔な商人であるリガは、この交易同盟の政治を操って対立を煽ったり、戦利品を獲得することができます。
ダンツィヒ: この重要な都市国家からプロイセンを建国しましょう。
ゴットランド: 君主制、商人による共和制、はたまた海賊の拠点としてバルト海を支配するなど、さまざまな道を選べます。
フィンランド: 自由なフィンランドは、スウェーデンの支配から離れて自らの運命を切り開くことができます。
またこれらのミッション以外にも、以下の要素が追加されます。
固有の政治改革: エリア内の多数の国家に新たな政治改革オプションが追加。
新ユニットタイプ: 特定の条件下で、スウェーデンのカロリアン歩兵、ポーランド=リトアニアの有翼重騎兵を雇えます。
新しい階級特権。
新ユニットスプライト: スカンディナヴィア諸国とバルト海諸国用の新しいユニットアート35種。
新BGM: スカンディナヴィアをテーマにした3曲とバルト海をテーマにした3曲が新たに追加。
システム改善自体はありませんので、DLCの重要度としては低めです。
バルト海諸国でプレイしたい人向けのDLCですね。
ユーザー評価と総評
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(86%、280人中)」になっています。
北欧国家が好きな人には楽しめる内容になっていますね。
ただ値段が高いのがネックですね。いつもならこの手のDLCは1000円ちょっとなのに、今回は1,620円と値上げしてきました。
正直、筆者もこの内容でこの価格は高いと思います。
どうしても欲しいというのでなければ、セールを待ってからのほうがいいでしょう。