『Ocean’s Heart』レビューと評価・感想ーゼルダ風アクションRPG
『ゼルダの伝説』風のドット絵見下ろし型アクションRPG『Ocean’s Heart』。
Max Mrazが開発し、Nordcurrentによって2021年1月21日にSteamで配信されました。
主人公はTiliaという少女ですね。開発者のMax Mraz氏は以前『ブラッドボーン』をゼルダ風にした『Yarntown』という同人ゲームを開発しています。
So I made Bloodborne but it’s super cute and it’s also kinda Zelda. And it’s out!:https://t.co/cjx5zz5lvC#screenshotsaturday #pixelart #indiegame #bloodborne#solarus pic.twitter.com/033IVYfHlp
— Max Mraz (@11Mraz) July 18, 2020
海外ではゼルダファンが多いですしね。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作はTiliaという少女が、行方不明になった父親をさがすために冒険に出るという物語です。
ゲームはゼルダのようなアクションRPGになっています。グラフィックも昔のスーパーファミコンのゲームに似せて作られていますね。
武器の持ち替えやインベントリ画面も、ゼルダを意識したものになっています。
ゲーム自体はかなりオーソドックスなアクションRPGになっており、正直なところ目新しさはあまりありません。
グラフィック自体はゼルダよりも良いですが、「いまさら昔のゲームを遊んでも」という人は合わないと思います。ゼルダ好きな人にはいいゲームだとは思います。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「ほぼ好評(74%、50人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・シンプルで遊びやすいゲーム性。
・ゼルダ好きな遊んでおいて損はない。
・ピクセルアートが美しい。
・理解しやすいストーリーと、ゲームの目的が分かりやすいクエストログ。
・コントローラーサポートに難がある。キーカスタマイズができない。
・ストーリーが退屈でイライラする。
・移動が面倒で、しかも敵がそのたびにリスポーンしてくる。ファストトラベルが欲しい。
・あくまでゼルダへのオマージュなので、ゼルダに興味がない人にはあまり面白くない。
ドット絵ゲームに思い入れがあるかどうかも、評価にかかわってくるかと思います。
総評
本作は懐かしさを求める人には適したゲームになっているでしょう。
とくにゼルダ好きな人は、本作を気に入るとは思います。
ただゼルダをまったくプレイしたことがなく、ピクセルアートにも興味がないという方には厳しいものがあるのではないかと思います。
ゼルダファンによるアクションRPGと考えたほうがいいですね。受け手にもその素質が必要だとは思います。
ちなみに現在日本語非対応ですが、今後対応する可能性があるかもしれません。
ゲーム自体はアクションなのでプレイするのにそこまで大きな問題はないとは思いますが、英語が苦手な方は日本語サポートされるまで待ったほうがいいかと思います。