『フェノトピア』レビューと評価・感想ードット絵アクションRPG|Phoenotopia: Awakening
ドット絵の2DアクションRPG『Phoenotopia: Awakening』。
Cape Cosmicが開発し、同社とFlyhigh Worksによって2021年1月21日にSteamで配信されました。
ドット絵だと「ゲームっぽいゲーム」という感じですしね。
ただドット絵世代でない人たちがどう感じているかはわかりませんが。
生まれたときからリアルなポリゴンがあたりまえみたいな世代は、逆にドット絵のほうが新鮮なのかもしれません。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は孤児院に住むゲイルという少女が主人公の、横スクロールの2DアクションRPGです。
できれば上の動画で動いている画面を見てもらいたいのですが、ドット絵ながらぬるぬるとよく動きます。
ストーリーですが、 あるとき、村の人たちが行方不明になってしまう事件が発生しました。ゲイルはみんな救うために冒険の旅に出かけるという内容です。
アクションは横画面ですが、マップ移動時は見下ろし型の画面になっています。敵とぶつかると、横画面でのバトルに突入します。
ゲーム自体はきわめてオーソドックスなアクションRPGで、なつかしさを覚える感じのものです。ファミコン世代なら気に入るのではないかと思います。
難度は高めですが、ゲーム中に変更可能です。メトロイドヴァニア系が好きな人も楽しめます。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(81%、97人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・ドット絵の動きがすばらしい。
・けっこうボリュームがある。公式クリア時間は約30時間。
・世界観が丁寧につくられている。
・遊びごたえのある難易度。
・BGMが良い。
・フィールドでの敵とのエンカウントがうっとうしい。
・操作が独特なので、慣れないとつらい。
・マップがわかりづらい。
・アクションが難しいのでストレスがたまる。
ゲーム自体は難度高めなので、そこそこアクションが好きな人向けの内容にはなっています。
とくにボス戦はあるていどパターン化しないと勝てないですね。
RPGというよりも、アクション好きな人向けのゲームだとは思います。
総評
本作はドット絵がすばらしくぬるぬる動くゲームで、観ているだけでもけっこう楽しいです。
ただゲームの難度は高めになっていて、そこそこアクションゲームができないときついかもしれません。
「レベルを上げて物理で殴る」系のRPGを期待すると、クリアは厳しくなるかと。
『洞窟物語』が好きな人には合うのではないかと思います。