『Planet of Lana 2』クリア!レビュー・評価・感想ー前作ファンは要注意?進化したアクションと深まる謎を解説

PoL2

今回は、前回に続いて連続でクリアした続編『Planet of Lana 2』をクリアしましたので、そのレビューをお届けします。

前作の良さを引き継ぎつつも、かなり大胆な変化があった一作でした。

アクション部分が強化されたのニャ。

それでは見ていきましょう。前回の記事は以下のリンクから。

『Planet of Lana』クリア!レビュー・感想・評価ー絵本の世界を旅する癒やしのパズルアクション
先日『Planet of Lana』と『Planet of Lana 2』を一気にクリアしたので、その魅力を詳しくお話ししていきたいと思います。先に『Planet of Lana』のほうからです。地味だけど良作なのニャ。本作は、言葉を一切使...

 

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『Planet of Lana 2』レビュー・評価・感想

待望の続編とその背景

まずは基本情報から整理していきましょう。本作『Planet of Lana 2』は、前作同様スウェーデンのデベロッパーである Wishfully が開発し、Thunderful Publishing によってパブリッシングされました。

前作があれほど綺麗に完結した中で、どのような物語が紡がれるのか。配信前から非常に注目されていましたが、いざ蓋を開けてみると、ビジュアル面での進化は相変わらず素晴らしく、期待を裏切らないクオリティでした。

映像の美しさは、前作以上かもしれないニャ。

進化したアクション:スタイリッシュへの挑戦

今作で最も大きな変化を感じたのは、アクション面です。新たに「ダッシュ」や「スライディング」といった、より機敏でスタイリッシュなアクションが追加されました。

正直なところ、最初は少し戸惑いました。前作のゆったりとした情緒ある雰囲気に対して、「このスタイリッシュな動きは世界観に合うのだろうか?」と違和感を抱いたのも事実です。

しかし、プレイを重ねて操作に慣れてくると、このスピーディーなアクションが今作のより複雑な地形を攻略する鍵であることが分かり、納得感が出てきました。

慣れるまでは「これ別のゲームじゃないか?」って思ったけど、慣れると爽快なのニャ。

深まる物語:ムイの過去と演出の変化

ストーリー面では、前作で最高の相棒だった「ムイ」の過去にスポットが当てられています。

前作同様、言葉による説明が一切ない「非言語」のスタイルを貫いているため、断片的な描写から自分なりに真実を想像していく楽しさは健在です。

ただ、演出面では変化がありました。前作に比べてムービーパートがかなり増えており、その分、純粋に操作を楽しみたい場面でテンポが少し悪くなってしまった印象は否めません。

物語を重厚にしようとした結果、ゲームとしての軽快さが少し犠牲になったかな、と感じる部分です。

じっくり見たい気持ちと、早く進みたい気持ちの板挟みなのニャ。

難易度の向上:求められる操作精度

難易度についても、前作より一段階上がった印象です。

パズルの閃きだけでなく、先ほど挙げた新アクションを駆使して「制限時間内に精密な操作を行う」場面が増えています。

前作が「誰でも最後まで癒やされながら遊べる」調整だったのに対し、今作はより「アクションゲームとしての手応え」を追求した形になっています。

操作能力を要求される分、クリアした時の達成感は大きいのですが、人によっては少しハードルが高く感じるかもしれません。

結末:次回への期待と余韻

エンディングについてですが、前作が一本の映画のように完璧に完結していたのに対し、今作は「明らかに次回作を意識した」終わり方をしています。

一つの物語が完結したスッキリ感よりも、「この後どうなるの?」という謎と期待が上回る幕引きでした。この広げた大風呂敷をどう畳んでくれるのか、今から楽しみでもあり、少し不安でもありますね。

総評として、『Planet of Lana 2』は、前作の成功に甘んじることなく、シリーズを新たなステージへと押し上げようとした「野心的な続編」であったと言えます。

まず、前作から引き継がれた最大のアセットである「ビジュアル」と「非言語の叙情性」は、今作でも健在です。

それどころか、背景の奥行きやエフェクトの密度は明らかに増しており、この美しい世界を歩くだけで心が満たされる感覚は、他では味わえない唯一無二のものです。

しかし、その一方で「ゲーム性」という側面では、大きな変革が行われました。ダッシュやスライディングといった新アクションの導入、そしてそれに伴う難易度の上昇は、前作を「癒やしのための環境ソフト」として愛したプレイヤーにとっては、少しハードルが高く感じられるかもしれません。

精密な操作を要求され、何度もリトライを繰り返す場面が増えたことで、プレイ中の緊張感は前作の比ではありません。

また、ストーリーテリングにおいても、ムービーパートの増加や、次回作を強く示唆するエンディングなど、エンターテインメントとしての「ドラマ性」が色濃くなっています。

前作が「一期一会の美しい短編小説」だったとするなら、今作は「壮大な叙事詩の第二章」といった趣です。

そのため、一作で完結する清々しさを求めていた方には、少し消化不良な印象を残す可能性はあります。

それでも、ムイという相棒のルーツに触れ、この惑星の真実へと一歩近づく体験は、前作のファンであれば見逃せないものです。

挑戦的な新要素に戸惑いつつも、気づけばその独特なテンポに魅了されてしまう。そんな、噛めば噛むほど味が出る、非常に奥行きのある続編に仕上がっていました。

「癒やし」のその先にある、「痛み」と「希望」の物語。進化したラナとムイの旅路を、ぜひご自身の目で確かめてみてください。

前作が「動く絵本」なら、今作は「動く長編映画」って感じなのニャ。 難しいところもあるけど、それを乗り越えた先に見える景色が最高なんだニャ!

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