「ダイソーのVRゴーグル」レビューと評価・感想ー使い物にならなかった|2023年
PSVRが登場してVR世紀になるかと思いきや、この手のものは飽きが早いので現在は下火になりつつあります。
筆者もPCで使う「HTC VIVE」を持っていましたが、準備が面倒くさすぎてちょっと使ったあとにまったく起動していません。
そんな中、「ダイソーのVRゴーグルが500円だけど結構すごい」みたいな記事を読み、試しに買ってみたところ、使い物にならなかったので具体的な理由を述べていきます。
エレコムVRゴーグル「VRG-M02RBK」については以下のリンクから。
ダイソーVRゴーグルが使い物にならない理由
先に評価できるところを述べておきますと、ガワは悪くないです。
レンズがだめ
問題はレンズですね。
プラスチックっぽいペラペラのレンズがついているだけです。
いちおうレンズの位置を前後左右に移動させる機能がありますが、そもそものレンズが悪いので、どこに移動させてもぼやけて見えます。
そもそもVRゴーグルのレンズというのは、ちっこい画面を臨場感あるように勘違いさせるため、拡大レンズを使っています。
ダイソーのはそういうタイプの拡大レンズではないので、そもそもVR向きではありません。
区切りの板に隙間がある
もう一つの問題として、スマホの中央を区切る板に隙間があるため、右目のほうから左目で見るべき画面の一部が見えたり、その逆だったりします。
結果、2つの画像が上手く1つの画面として合わなくなり、なんか変な映像が画面に入り込むことになります。
まとめ
500円のものなので、あまり大きな期待をしても仕方がないのですが、想像以上に使い物にならなかったので、筆者的にはお金の無駄だったと思います。
レンズに関しては、ダイソーで売っている「ミニルーペ」を2つ買い、それと入れ替えることで改善するという情報がありました。
ただ現在、「ミニルーペ」は入手困難のようです。またレンズを外すさいの障害になる接着剤が強化されていることから、ミニルーペからレンズを取り外すのも一苦労しそうです。
改造必須でしかもそのパーツが入手困難となると、普通にエレコムあたりの適当なVRゴーグルを買ったほうがまだ面倒がなくていいかなとは思います。コスパ的には以下の「VRG-M02RBK」ですね。