『Infection Free Zone』評価は「やや好評」 レビューと感想ー実際の地図でゾンビディフェンス【Steam】
実際の自分の住んでいるところのマップをゲーム内に取り込んで拠点をつくり、ゾンビの襲撃に備える街づくりシミュレーションゲーム『Infection Free Zone』。
Jutsu Gamesが開発し、Games Operatorsによって2024年4月12日にSteamで配信されました。
おなじ開発元ですしね。自分の住んでいる街をつかうと、ゲームにも臨場感があります。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は、ゾンビがひしめく世紀末的な世界で、拠点をかまえて建物を建設し、住民たちの命を守るサバイバル型建築シミュレーションゲームです。
ゾンビウイルスが蔓延する世界において、マップを探索して物資を集め、農場や発電所などを建設して居住環境をととのえ、ゾンビから身を守るために壁や武器などを充実させていきます。最終的にはウイルスの治療薬をつくり、世界を救っていきます。
生存者たちには友好的なグループもいれば、そうでないグループもいます。戦闘に発展する場合もあるため、それに備えていかなくてはなりません。
基本的には数あるポストアポカリプスシミュレーションといった感じですが、本作の大きな特徴としては『911Operator』のように、実際のマップを取り込んでプレイすることができるという点です。
ただマップによって難易度が大きく左右されるので、自分の住んでいるところがド田舎とかだったら物資を集めることも困難になり、かなり苦戦することになるでしょう。最初はデフォルトマップなど、そこそこ建物のある、あるていど合理的な地域でプレイしたほうが楽かと思います。
けっこう忙しいゲームで、難易度は高めになっています。前述したようにマップで難易度は大きく変わりますので、あまり自分の住んでいる地域にこだわらないほうがいいかもしれません。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「やや好評(72%、1296人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・自分の街でゾンビディフェンスができる。
・日本の街でも民家から拳銃やアサルトライフルを入手可能。
・発展していくコロニーを見るのが楽しい。
・緊張感と達成感のあるゲーム。
・木材の利用頻度がやたらと高いわりに、都会だと確保が難しい。
・ゾンビの襲撃頻度が高いのでまったり街づくりできない。
・全体的に難易度は高め。
・マップで難易度がかなり左右される。
木材をやたらと使うことに関しては、やはり不満が出ていますね。プレイ地域としては、都会から少し郊外ぐらいがいいのではないと思います。
総評
ゲームとしては難易度高めになっており、マップによってはベリーイージーでもそこそこ難しかったりします。
また建物の少ない地域では資源が回収しにくく、かといって都会だとゾンビの襲撃が厳しかったりなど、一長一短があります。最初の拠点選びが重要になってきます。
自分の街でプレイできるという点は面白いのですが、その地域がゲームとして成り立つかどうかの問題もあるので、クリアをめざす場合は、ある程度初期条件を考えたほうがいいでしょう。