Steam版『Bleeding Edge』評価は「賛否両論」:4vs4のオンライン対戦アクションー日本語にも対応【新作レビュー】
4vs4のオンライン対戦アリーナバトル『Bleeding Edge』。 Ninja Theoryによって、2020年3月7日にSteamで配信されました。日本語サポートされています。
『オーバーウォッチ』よりはお手軽な感じですね。接近戦が多いので、どちらかといえば乱闘系のバトルゲームです。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。
どんなゲーム?
本作はオンラインでの、4vs4の三人称視点対戦バトルゲームです。
ゲームモードは2つあり、1つは拠点を一定時間確保することでポイントを獲得できるというものです。
もう1つはパワーセルを集め、それをドロップゾーンに届けることでポイントを獲得できます。
登場キャラクターは12人です。公式ページに一覧があります。
キャラクターには基本技、スペシャル技(再使用にクールダウン時間の必要なもの)、スーパー技(いわゆる超必殺技。スーパーゲージが100%になったら使用可能)があります。このあたりは『オーバーウォッチ』とおなじですね。
試合は敵味方入り乱れての近距離での殴り合いといった感じで、シューティングではありません。エイムがうまい人が無双をするみたいな状況はなく、1対2で戦おうとすると普通に負けます。チームプレイが重要なゲームです。
ロックオン機能もあるので、初心者でも気軽にプレイすることができます。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「賛否両論(62%、101人中)」になっています。
本作の良かった点については以下のとおりです。
・ユニークなキャラクター。
・初心者でも気軽に参加できて楽しめる。
・エイム力不要。嫌なスナイパーもいない。
・殴り合い。こういうゲームがやりたかった。
本作は接近戦主体の乱闘ゲームです。スナイパーに撃ち殺されて、わけがわからずに死ぬというのが嫌な人は、本作はけっこうおすすめですね。
本作の悪かった点については以下のとおりです。
・ゲームモードが2つしかない。
・キャラクター間の強さのバランスは調整が必要。
・最適化不足。
・ランクマッチがない。
モードの少なさや、ランクマッチがないことが多く挙げられていました。
ランクマッチはプレイヤーのモチベーションを維持するためにも必要になるでしょう。そのうちアップデートで追加されるかもしれません。
キャラクターバランスは、さすがに出たばかりで完璧に調整するのは無理ですので、今後に期待しましょう。
総評
本作はアリーナ型のフィールドで、接近戦主体で敵と戦うオンライン対戦ゲームです。
ロックオン機能があるため、エイム力は問題になりません。そしてそれがゆえに、人数差はそのまま戦力差になってしまいます。
チームで協力して戦っていくオンラインゲームが遊びたい、エイム力に自信がないけど『オーバーウォッチ』みたいな個性的なヒーローを操作して遊びたいという方は、ぜひとも本作をプレイしてみてください。
『オーバーウォッチ』が合わなかったという人たちの受け皿にもなりえるゲームだと思います。
↓次回のレビュー記事。