『ストリートファイター6』評価は「非常に好評」 レビューと感想ー初心者でも対空昇竜可能【Steam】
対戦格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズ最新作『ストリートファイター6』。
カプコンによって、2023年6月2日にSteamで配信されました。PS4/PS5でもリリースされています。
「モダンタイプ操作」ですね。苦労してコマンド入力をしてきた古参プレイヤーからは不満もありそうですが、どんどん高齢化・先鋭化する格闘ゲーム業界では、初心者に対する間口を広くしたほうがいいとは思います。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は「ストリートファイター」シリーズの最新作です。
旧作との違いですが、やはり大きなところでは「モダンタイプ操作」が加わったことですね。
この手の初心者救済システムやオートコンボなど、アークシステムワークスなどは積極的に取り入れていましたが、カプコンはなかなか重い腰を上げませんでした。
しかし今回は「モダンタイプ」を取り入れたことで、初心者でも昇竜拳が出せるようになりました。
具体的には「弱・中・強・必殺技」の4ボタン形式になっており、これらと方向キーの組み合わせで超必殺技も簡単に出せるというものです。
コマンド入力が苦手でも反射神経があれば、見てからの対空昇竜もできますね。
一方で、「威力が80%になってしまう」「必殺技の強弱の打ち分けができない」というデメリットもあるので、昔ながらの操作に慣れている人は「クラシック」のほうがいいかもしれません。
それと今回の売りはやはり「ドライブシステム」ですね。ゲージの消費量によってさまざまな効果があり、ゲームのかけひきを面白くしています。
初心者が参加しやすいようにしたのは、今回一番よい改善点だとは思います。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(86%、1600人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・モダンタイプ操作で対空昇竜が出せるようになった。
・ドライブシステムの駆け引きがすばらしい。
・一人用のワールドツアーがそこそこ楽しめる。
・初心者でも格闘ゲームの楽しさがわかるようになる。
・ワールドツアーの敵が湧きすぎて鬱陶しい。
・コンボは前作より難しくなった。
・UIの使い勝手が悪い。
・ワールドツアーはけっこうPCスペックが必要。
ゲームとしては「過去最高傑作」とまでいわれており、全体的には高評価になっています。とくに初心者プレイヤーからは好評を得ていますね。
総評
格闘ゲームはだんだんと先鋭化されてきてしまうため、それをいったんリセットして、簡易コマンドをありにしたのはよい点とは思います。
そもそもコマンド入力できないと、「格闘ゲームの面白さ」までたどり着けなくてやめてしまうプレイヤーも多いでしょう。
あとはゲームバランスがどうなるかですが、このあたりは今後の研究でいろいろ変わってきそうな気がします。
なんにしろ、初心者への間口を広くしたのはよい改良とは思います。