『仁王2 Complete Edition』レビューと評価・感想ー戦国死にゲー続編|Steam
コーエーテクモゲームスの放つ戦国死にゲーの続編『仁王2 Complete Edition』。
2021年2月5日にSteamで配信されました。
有料DLCだった「牛若戦記」「平安京討魔伝」「太初の侍秘史」が最初からついてきているほか、Steam版限定特典装備として「調整弁後立兜」が受け取れます。
それと期間限定(2021年2月26日まで)でゲーム内アイテム「はぐれソハヤ装束」「黄金の飾り鎧」が入手可能です。
これらアイテムは、ゲーム内の社の「賜物」から取得できます。
それではゲームの内容と評価を見ていきましょう。
どんなゲーム?
本作は戦国時代を舞台にした『ダークソウル』です。
PC版は対応する解像度も多く、プレイしやすい環境になっています。
ゲーム内容ですが、いわゆる敵が強くて気を抜くと死ぬというアレです。
アクションをするとスタミナを消費するので、連打していればいいというわけにはいきません。
じわじわ時間をかけて戦わなければならないので、ゲームテンポはあまりよくありませんね。
レベル上げはかなり重要ですので、立ち行かなくなったら素直にレベルを上げましょう。
いえ、本作から始めてしまってかまいません。
前作が安くて未プレイなら、前作からでもいいでしょう。
やり込み要素が多い分、「ちょっと面倒くさいかな」という気もしました。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「賛否両論(67%、2288人中)」になっています。
ゲーム内容より、システムや最適化まわりで文句が出ている面も大きいですね。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・キャラクタークリエイトがかなり充実している。
・アクションが多彩で楽しい。
・スキルのビルド構成が幅広い。
・和風テイストの世界観が良い。
・序盤の難度が高め。
・キーボード+マウスプレイには向いてない。
・基本的にレベルを上げないときびしい。
・序盤から覚えることが多すぎる。
ゲーム自体は面白いものの、序盤から一気にいろいろ覚えないといけないことが多いので、取っつきにくさがあるのは否めません。
またPC版では最適化や操作問題での不満も多く見られました。
これは今後のパッチでなんとかなることを期待しましょう。
総評
なかなか挑戦的でアクション好きにはやりごたえのあるゲームだとは思います。
ただそのいっぽう、作業的な部分もあるので、それに耐えられるかどうかで評価も変わってくるかと思います。
前作が合わなかったという方は、本作も合わないかと。
とりあえずなにか『ダークソウル』的なものを遊んでみたいという方は、本作の2から始めてしまって問題ないでしょう。