『Sword of the Necromancer』レビューと評価・感想ーモンスターを仲間にできるローグライクダンジョンRPG
倒した敵を仲間にできる、ローグライク要素のあるダンジョンアクションRPG『Sword of the Necromancer』。
Grimorio of Gamesが開発し、JanduSoft S.L, Game Seer Venturesによって2021年1月29日にSteamで配信されました。
本作もゼルダの影響を受けているような感じの内容になっていますね。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作はピクセルアート風に描かれた、ダンジョン探索型のローグライクアクションRPGです。
死んだ少女ココを救うため、主人公のタマはネクロマンサーの剣を手に、ネクロマンサーの力を手に入れるべくダンジョンの最深部をめざします。
『ゼルダの伝説』を思わせるような見下ろし型のアクションRPGですが、本作の大きな特徴としては、「ネクロマンサー」とあるだけあって、倒したモンスターを召喚し、味方として一緒に戦わせることができます。
ちなみにゲームはレベル制で、仲間になったモンスターもレベルアップさせることができます。
ローカルのみですが、協力プレイも可能。
それと、死ぬとレベルが半分になり、アイテムはネクロマンサーの剣以外はロストで最初から。
ダンジョンの途中で帰還することで、レベルやアイテムをそのまま引き継いで、一つ上の階からプレイすることもできます。そのため、時間をかければなんとかなるとは思います。
ただ、仲間にしたモンスターに関しては、死ぬとロストになるので注意が必要です。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「ほぼ好評(70%、62人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・フルボイスのゲーム。
・難度調整ができるので、ストーリーを楽しみたいだけの人や初心者でもなんとかなる。
・倒した敵を仲間にできるシステムが良い。
・ピクセルアートやキャラクターが可愛い。
・ボス戦で仲間のモンスターが役に立たない。
・ゲームのリプレイ性が低い。
・アイテムや仲間のモンスターなど、共通のスロットに配置しなければならないので、スロットの空きが少ない。
・合成に必要な素材が多い。
ゲームの雰囲気やグラフィックについては良い評価を得られています。
いっぽうで、ゲームシステムに関しては練り込み不足なところがあり、ユーザーにとっての使いづらさや不便さがありますね。
総評
本作はライトな感じのローグライク風ダンジョンRPGです。
危なくなったら帰還することで、レベルやアイテムなどを引き継いで上の階から再開できます。
また難度調整もできるので、アクションRPGが苦手な方でもなんとかなるでしょう。
ゼルダ系のゲームが好きな方、ローグライクが好きな方は試してみるといいと思います。