『ルインドキング』レビューと評価・感想ー『LOL』スピンオフRPG|ルインドキング:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー
MOBA『リーグ・オブ・レジェンド(以下『LOL』)』のキャラクターが登場するRPG『ルインドキング:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』。
Airship Syndicateが開発し、Riot ForgeSteamによって2021年11月17日にSteamで配信されました。PS4などでも配信されています。
『LOL』は筆者も日本サーバ誕生前にけっこうプレイしていましたが、1ゲームが長いこともあり、次第に足が遠のいてしまいましたね。
そういうのは本当にしょうがないですね。
とりあえず本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は人気MOBA『LOL』のチャンピオンたちがパーティを組んで戦うRPGです。
ただ、バトルはアクションではなくターン制になっていますね。
いちおう『LOL』らしさを出すため、タンク・DPS・サポートとロールが分かれた組み合わせパーティでバトルをおこないます。アルティメットスキルゲージも用意されていて、貯まるとアルティメットスキルを発動できますね。
『LOL』をプレイするのは苦手だけど、キャラクターデザインは好きという人は多そうですしね。
プレイアブルキャラクターとして登場するのは、ミス・フォーチュン、イラオイ、ブラウム、パイク、アーリ、ヤスオです。
筆者のプレイしていた時代からすると、ほぼ新メンバーばかりですね。アニーとかガレンとかティーモを使わせてくれたほうがとっつきがよかったかなとは思います。
ゲームシステム的にはほぼ『Battle Chasers』なので、あのゲームが好きな人には楽しめるかと。
大元がそれなりによくつくられたゲームなので、ゲーム自体は可もなく不可もなくで楽しめるでしょう。
『LOL』の宣伝目的という部分も大きいでしょうしね。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(83%、1097人中)」になっています。
もとが『Battle Chasers』ですしね。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・バトルがターン制なので焦らずプレイできる。
・『LOL』のキャラクター好きな人には楽しめる作品。
・昔のRPGという感じでプレイしやすい。
・戦闘速度を倍速にできるので、サクサクプレイが可能。
・自分の好きなチャンピオンが登場しない。
・RPGとして見るとあまり特徴がない。
・『LOL』のチャンピオンのバックストーリーを知らないと意味不明なところがある。
・ゲーム難度がぬるめ。
RPGとしては安定して楽しめるオーソドックスなものになっています。
そのぶん、ゲームとしての特徴が薄くなり、可もなく不可もなくといったところになっていますね。
総評
あくまで『LOL』キャラクターゲームとしてプレイするのがいいかなとは思います。
RPGとしてなら、他にも面白いRPGはいくらでもありますので、あえてこれを遊ぶ必要もないかなと。
「『LOL』をまったく知らない」という人には、楽しめるかどうかは微妙なところになりますね。セールのときに『Battle Chasers』を買ったほうが幸せになれるかもしれません。