ボードゲーム『キャリコ~陽だまりネコとパッチワーク~』Steamデジタル版ーレビューと評価・感想【Quilts and Cats of Calico】
パッチワークで美しいキルトをつくって、猫たちを喜ばせる人気ボードゲームのデジタル版『キャリコ~陽だまりネコとパッチワーク~(Quilts and Cats of Calico)』。
名作ボードゲーム『ウイングスパン』のデジタル版を開発したMonster Couchによって、2024年3月6日にSteamで配信されました。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は4人まで遊べる配置型ボードゲームです。そのシンプルなルールセットと戦略性、そして美しいデザインは、プレイヤーを惹きつけ、何度でも遊びたくなる魅力があります。
もとのボードゲームですが、日本語版も出ています。人気があって売り切れ状態ですね。
このゲームの中心的なアイデアは、プレイヤーが布地のパッチを使ってキルトを作るというものです。各プレイヤーは手札から六角形のパッチを選び、ボード上に配置していきます。
具体的には、「目標タイル」というものがあり、それの指示に合うようにパッチの色などを合わせて配置していくというものですね。
猫のためにキルトをつくるという形ですね。
自分のキルトを美しく仕上げるために適切なパッチを選ぶ一方で、相手のプレイを阻止することも重要です。これにより、プレイヤーは常に複数のプランを考え、臨機応変に行動する必要があります。
本作はデジタル版ということもあり、かわいい猫が動き回ったりなど、ビジュアル的に楽しいつくりになっています。猫のカスタマイズもできます。
また一人用のストーリーモードもあるので、すでにボードゲームをプレイしたことのある方にも楽しめる内容になっています。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「好評(97%、41人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・動き回る猫が可愛い。
・ストーリーモードがあるのでソロプレイでも楽しめる。
・シンプルだけど歯ごたえのあるルールで楽しめる。
・チュートリアルがわかりやすい。
・ゲームが時々クラッシュする。
デジタルボードゲームはチュートリアルがわかりにくいものが多いのですが、本作はわかりやすくなっています。もとのルールがシンプルというのもありますね。クラッシュ以外に関しては、全体的には好評となっています。
総評
本作は人気ボードゲームをデジタル化したものなので、面白さ自体は保証されています。
またデジタル版ということもあり、猫が動き回ったり、カスタマイズができたりと、なかなか楽しい感じになっていますね。
ストーリーモードもあるので、すでにボードゲームをプレイしたことのある方もプレイしてみることをおすすめします。