『Out of the Park Baseball 21』評価は「好評」:球団経営シミュのシリーズ最新作【新作レビュー】
球団経営シミュレーションゲーム「Out of the Park Baseball」シリーズの最新作『Out of the Park Baseball 21』。 Out of the Park Developmentsによって、2020年3月20日にSteamで配信されました。
あくまで球団経営をメインとしたゲームで、実際に投げたり打ったりというアクション性はありません。選手に指示を出したりする『ベストプレープロ野球』タイプのものです。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。
どんなゲーム?
メジャーリーグだけでなく、日本や韓国、台湾など、世界中のリーグから球団を選んでプレイすることが可能です。さらにはマイナーリーグや日本の2軍チームまで選択ができるという情報量です。
ゲームでやることは選手を獲得・トレードしたり、スタメンや予算を決めたりといった、チームマネジメントです。
また試合では選手たちに細かい指示を出すこともできます。
シリーズは1999年に発売された『Out of the Park Baseball』から始まり、すでに20年ほど続いて毎年リリースしているという、息のかなり長い作品です。
筆者は『Out of the Park Baseball 14』から持っていますが、いま確かめてみたらSteamのストアページがすでに存在していませんね。一番古いので『Out of the Park Baseball 17』からになっています。
正直内容はシリーズ通してあまり変わっていないのですが(細かいマイナーチェンジがあるぐらい)、最新作になるたびにビジュアルが良くなり、遊びやすくなるといった作りにはなっています。3Dビューのカメラモードも付きました。
『ベストプレープロ野球』みたいなゲームが好きな人にはおすすめです。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「好評(84%、33人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・前作よりもリアルな作りになった。
・グラフィックが良くなった。
・野球ファンの必需品。
・中毒性が高い。
・これまでにプレイした最高の野球ゲーム。
・初期作から20年経つのに、たいして進歩していない。
・いまだにExcelデータによるインポート・アウトポート。
・バグが多い。
これまで買い続けてきたファンにとっては、グラフィックの向上など、細かい部分の改善に満足しているようです。
一方、ある意味あまりにもいつもどおりであることから、ゲームの大きな改革を望んでいる人の意見も見られます。
それとバグも多いようですね。これはアップデートなどによって改善していくとは思います。
総評
ゲーム自体はいつもどおりで、グラフィックやシステムがマイナーチェンジしているといった感じの作りになっています(これもいつもどおりですが)。
試合画面が3Dになったのは大きな進歩ですね。以前までは平面の、味気のないものでした。
ただ過去作を持っていて、それで満足しているのであれば、わざわざ本作を買う必要もない気もします。
急いでいなければ、安くなったときにでもセールで買うのがいいかと。
それと日本語はサポートされていませんが、過去作をプレイしたことがあればそれほど支障はないかと思います。
↓次回のレビュー記事。