『Shadow Corridor 2 雨ノ四葩(影廊2)』評価は「非常に好評」 レビューと感想ー前作より難易度アップ【Steam】
鬼ごっこしながらゴールを目指す高難易度ステルス和風ホラーアクションゲーム『影廊』の続編『Shadow Corridor 2 雨ノ四葩(影廊2)』。
Space Onigiri Gameによって、2024年3月30日にSteamで配信されました。
フリーゲームとして『影廊』が登場したのは2017年で、その後の2019年にはSteamの有料バージョンもリリースされました。前作は、難易度的にはほどよい感じでしたね。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は、ランダム生成されたマップの中で、徘徊者(いわゆる鬼ごっこの鬼)につかまらないようにしながらゴールを目指すステルスアクションゲームです。
マップがランダム生成なので、マップを覚えて最短ルートで何とかゴールするみたいな攻略法が使えません(それでもある程度パターンはあるのですが)。
本作では前作よりもマップが広くなり、徘徊者も前作の能面みたいなのから一新されて、種類も多くなりました。
あと特殊能力の付けられるカルタを集めて組み合わせるという、カードデッキみたいな感じのシステムも導入されています。
前作もそうですが、このゲームのすごいところは開発者一人でつくっているというところですね。
ゲームコンセプト自体は前作とおなじなので、前作が好きだった人は本作も気に入るとは思います。
それとホラーゲームとしては、何度かやってると慣れてしまうので、怖さという点ではそれほどでもないかと(どっちかというと、何度も徘徊者につかまってムカついてきます(笑))。怖さでいうと、前作のほうが不気味な感じはありましたね。
それとゲーム中にクラッシュしてしまう方は、フレームレートを60fpsに固定しておくとクラッシュしにくくなるとは思います。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(89%、212人中)」になっています。
まだリリースされたばかりですしね。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・前作に比べて新要素が多くて面白い。
・開発者の、バグへの対応が速い。
・戦略性が高く、いろいろ考えながら何度も楽しむことができる。
・カルタシステムがデッキビルド型ローグライクっぽくて楽しめる。
・前作よりも全体的に明るい感じで怖さが薄れた。
・要素が多くなった分、プレイ自体が面倒な感じになった。
・真エンディングを見るための難易度が高すぎて心が折れる。
・画面が揺れるので酔いやすい。
ゲーム性も高く、開発者のバグ修正も速いことから、全体的には好評となっています。
ただ酔いやすいというのはありますね。体質の問題もありますが、筆者自身もしばらくプレイして酔ってしまったので、あまり長時間プレイできません。
総評
前作よりもマップが広くなり、カルタシステムによるデッキ構築の楽しみも追加された本作。
前作が好きだった人は、文句なしで楽しめるとは思います。
この「敵をかわしながらゴールをめざす」というコンセプトはわかりやすく、個人的には「風雲たけし城」の迷路を思い出してしまいます(笑)
ゲーム性が高いので、ホラーが苦手な人にもおすすめできる作品とは思います。