『ランダマックス』レビュー・評価・感想ーローグライク縦シューティング

ゲーム評価シューティング

randamax

ローグライク(ローグライト)要素のある縦シューティングゲームランダマックス』。

ASTRO PORTが開発し、Henteko Doujin, Sanuk Inc.によって、2025年1月16日にSteamで配信されました。

シューティングゲームでローグライクは珍しいのニャ。

難易度選択もできますし、コンティニューもあるので、シューティングゲームが苦手なプレイヤーでも最後までたどり着けるようになっていますね。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。

 

どんなゲーム?

ランダマックス

本作は縦シューティングゲームにローグライク要素を組み合わせた作品になっています。

3種類の自機から1機を選択してスタートし、全6ステージをクリアしていきます。

シューティングゲーム的にもステージがあまりにも長いとプレイヤーの集中力が落ちてしまうので、スコアアタックを楽しめるちょうどいい長さになっています。

長いシューティングゲームは爽快感も無くなるのニャ。

各機体には3種類のショットがあり、3つのボタンを使い分けて敵を倒していきます。

本作の特徴として、ステージ間に武器を獲得できるパワーアップ基地のようなものがあり、そこに入るとランダムで様々な種類の武器(ショット)を得ることができます(70種類以上あるらしいです)。

何個得られるかもランダムで、場合によってはオプション機や、機体の周りをまわって弾を防いでくれるバリア的なもの、一定時間ごとに敵弾を消してくれるものなど、直接的なパワーアップもできます。

新たに得た武器は、3種類のショットのうちのどれかに割り振ることができます。ただそれ以前までに使っていた武器が消えることはなく、新しい武器が弾切れして無くなってしまうと、以前の武器に戻ります。

武器には弾数制限があるのニャ。

武器をもらえるチェックポイントはたくさんありますし、そんなに気にせずにどんどん使いつぶしていけばいいとは思います。

敵と倒すとハートマークや星をゲットできます。ハートマークを一定数以上集めるとバリアが付いて、被弾に1度だけ耐えることができます。

また画面上部にあるラインより上にいると、敵を倒したときに得られるハートマークなどを自動的に回収してくれます。

広範囲に撃てる拡散ショット系の武器を使い、できるだけ画面上部で戦った方がリターンが大きいということですね。

ハイリスクハイリターンニャ。

良かったところ

良かった点ですが、シューティングゲーム初心者でも気楽にプレイできるところですね。

シューティングゲームというと「弾幕で初心者お断り」みたいな雰囲気のものが多く感じられますが、本作は初心者でもクリアしやすいように作られています。

ステージも短いですし、繰り返し遊ぶには適していますね。

武器の種類も多いので、「次回はこれを使ってみよう」みたいにあれこれ試せる楽しみもあります。

それとキャラクターも可愛いですし、ステージクリア時に小芝居も入りますしで、ゲームを続けるモチベーションにもなります。

悪かったところ

プレイしていて特に不満は無いのですが、「MAXIMUM」(スコアアップ)や「EXTEND」(自機追加)のときにキャラクターの立ち絵が画面いっぱいに出てしまうことで、画面が見えなくなります。

キャラクターゲームという側面もあるため、このこと自体には賛否両論あるとは思いますが、自機がどこにいるのか一瞬わからなくなるので、オプションで立ち絵の有り無しを選べたらよかったかなとは思いました。

ただ慣れればそんなに気にならなくなるので、そこまで目くじらを立てる問題でもないかとは思います。

 

まとめ

縦シューティングに『ヴァンパイアサバイバーズ』的なパワーアップ要素を付け加えた作品なので、物珍しさもあって購入してみましたが、値段の割に結構遊べるので満足しています。

とくにステージが短いこと、難易度選択ができるので初心者から上級者まで間口が広いことで、リプレイ性の高い作品になっています。

初心者でもプレイしやすいはけっこう重要ニャ。

気楽に何度でも遊べるので、気になる方はぜひともプレイしてみてください。