Steam版『DOOM Eternal』評価は「非常に好評」:名作FPSの最新作【新作レビュー】
名作FPS『DOOM』の新作『DOOM Eternal』。id Softwareが開発し、Bethesda Softworksによって2020年3月20日にSteamで配信されました。日本語に対応しています。
本作はリメイク版『DOOM』の続編となっています。PS4/Xbox One版の発売は3月26日からです。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。
どんなゲーム?
本作は名作レトロFPS『DOOM』をリメイクした作品『DOOM』の続編にあたります。
もとの『DOOM』がPCでリリースされたのは1993年です。『Wolfenstein 3D』を進化させたゲームとして開発されました。
以降、『DOOM』はFPS界に大きな影響をあたえます。2016年には最新グラフィックによるリメイク版『DOOM』が登場しました。
ちなみに『Wolfenstein 3D』のほうも、Bethesda Softworksよりリメイク版の『Wolfenstein: The New Order』『Wolfenstein: The Old Blood』、『Wolfenstein II: The New Colossus』の3作品がリリースされています。筆者はすべてクリアしましたが、ストーリーがトンデモすぎて逆に面白かったです。
本作の内容ですが、「遮蔽物でカバーしながらチクチク攻撃」というゲームではなく、よけたり撃ったり殴ったりで正面から銃撃戦をしていくスポーツ系FPSです。
また武器などのカスタムも豊富で、戦術性がかなり増しています。
けっこうスピードが速いうえ、狭い空間での戦いになるので、3D酔いには注意。筆者は酔いました。前作でも酔いましたね。休憩を挟みながら遊んだほうがいいです、本当に。
面白いゲームですが、少しでも気分が悪くなったらすぐにプレイを中断したほうがいいかと思います。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(87%、3,626人中)」になっています。
本作の良かった点については以下のとおりです。
・『DOOM』の良さが損なわれていない。
・BGMがゲームとマッチしていて最高!
・カスタマイズや敵の攻略法を考えるのが楽しい。
・敵AIが賢い。そして腹が立つ。
ただの撃ち合いゲームに収まらず、どうやって戦うかの作戦を立てるのも本作の面白さといえるでしょう。
本作の悪かった点については以下のとおりです。
・見づらいオブジェクトがある。
・ゲームが複雑化しすぎている。
・値段が高い。
・思ったより弾薬不足に陥る。
「ゲームの複雑化」ですが、カスタマイズ性がかなり上がったので、それを良いととらえるか煩雑ととらえるかで意見が分かれそうなところです。
値段についてですが、とくに日本は「おま値」になっていますね。Humbleストアなど外部サイトで購入するのがいいかと思います。
総評
本作はリメイク版『DOOM』から正統進化したハイスピードFPSです。
武器などのカスタマイズ性もかなり上がり、いい意味で頭を悩ませることでしょう。
スポーツ系FPS好きの人や、前作を気に入った人にはおすすめの作品です。前作をまだ遊んでいない人は、先に前作をプレイしたほうがいいかと。
画面が激しく動くので、3D酔いに注意しつつ楽しんでください。
↓次のレビュー記事。