Steam版『Sekiro: Shadows Die Twice』評価は「非常に好評」:和風ダークソウル【ゲームレビュー】
ダークな和風ファンタジー世界が舞台の、高難度バトルアクションゲーム『Sekiro: Shadows Die Twice』。フロムソフトウェアが開発し、 Activisionによって2019年3月22日にSteamで配信されました。
配信からすでに1年以上が経ちましたが、人気は現在でも衰えていません。現在35%OFFセール中で5,434円になっており、
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。
どんなゲーム?
本作は日本の戦国時代末期を舞台にした、高難度の3Dアクションゲームです。
主人公は隻腕の忍者「狼」で、タイトルの「隻狼」はここから来ています。「Steam旧正月セールのおすすめゲーム20本」でもちょっと紹介しましたね。
「ダークソウル」シリーズの開発元によるゲームなので、この時点で難度の高いゲームということは察しがつくでしょう。
忍者だけあって、正面から行く必要はなく、「天誅」シリーズのいわゆる忍殺が可能です。相手の背後や頭上から忍び寄り、一撃で暗殺することができます。
それとボスを暗殺することはできませんが、相手の「体幹」を削り切ることで姿勢が崩れるので、そのときに忍殺を決めることは可能です(ボスは一発で殺せません)。
難度は高いですが、頑張ればクリアできるぐらいの難度です。ダークソウルが好きだった人にはおすすめです。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(93%、55,868人中)」になっています。
本作の良かった点については以下のとおりです。
・死にゲーだけど努力が報われるゲーム。
・グラフィックと世界観が最高!
・ボスの倒し方を試行錯誤するのが楽しい。
・値段以上の価値がある。
とにかくよく死ぬゲームですが、そのたびにプレイヤーが成長していくという「リアル育成ゲーム」になっているのが良い点ですね。またダークな世界観も良い点として多く挙げられていました。
一方、悪かった点については以下のとおりです。
・レベリング要素がない。クリアできるかはプレイヤーの腕次第。
・難度が高くて心を折られる。
・誰にも助けを求められないオフライン仕様。
・敵の火力が高すぎる。
「レベルを上げて物理で殴る」というクリア方法は存在せず、自分の腕を磨かないかぎりは先に進むことができません。
それを許容して頑張り続けるか、それとも心が折れてしまうかが、本作を楽しめるかどうかの大きなポイントになるでしょう。
総評
本作は「ダークソウル」シリーズとおなじく、高難度な死にゲーです。
とにかくよく死にますし、ボス戦は基本的に即死レベルの大ダメージです。
プレイヤーが腕を磨かないかぎりは、ゲームは進行できないものと思ったほうがいいかもしれません。
しかしクリアできたときの達成感は、半端なものではないでしょう。
アクションゲーム好き、高難度ゲーム好きの人には間違いなくおすすめのゲームといえそうです。