『魔女の泉R』評価は「圧倒的に好評」 レビューと感想ー遊びやすくなった魔女育成RPG【Steam】
クラフト要素もある人気魔女育成RPGのリメイク版『魔女の泉R』。
KIWIWALKSが開発し、Pixmainによって2023年9月26日にSteamで配信されました。

そうですね。3作目のリメイク版『魔女の泉3 Re:Fine -人形魔女、『アイールディ』の物語-』もSteamで配信されています。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?

本作は2015年にスマートフォン向けで発売された『魔女の泉』第1作目をリメイクした作品です。
前述したように、Steamではすでに3作目のリメイク版『魔女の泉3 Re:Fine -人形魔女、『アイールディ』の物語-』がリリースされています(筆者はクリア済み)。
本作の特徴として、敵を倒して経験値を獲得し、レベルを上げて強くなっていく一般的なRPGと違い、『プリンセスメーカー』のように日々の特訓によってパラメータを上げていくことができます。
また素材を集め、アイテムや呪文をクラフトしていくことも可能。どちらかというとシミュレーションゲーム的な内容になっていますね。日数制限などもないので、いくらでも鍛えることができます。

本シリーズの共通したテーマとして、魔女差別というのがあります。
人と魔女は相いれない関係。人は魔女狩りをおこなっているので、魔女は森にひとりで住まなければならないといった状況です。イラストは可愛いですが、けっこう重いテーマだったりしますね。
ゲーム自体は、森の家(拠点)を中心に冒険していくというスタイル。拠点までの瞬間移動もできますし、戦闘はシンボルエンカウントなので、面倒なときに避けられるのが良いですね。
戦闘で負けてもやり直しさせてくれますし、ゲーム難易度は高くありません。遊びやすい作品なので、キャラクターが気に入ったらプレイしてみてもいいとは思います。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「圧倒的に好評(96%、545人中)」になっています。

原作のファンの方も多そうですね。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・キャラクターがとにかく可愛い。
・戦闘がわかりやすく、シンボルエンカウントのためストレスフリー。
・ファストトラベルや高速移動など、移動も快適におこなえる。
・育成の自由度が高い。日数制限などのよけいなシステムもない。
・日本語の誤字が見られる。
・BGMが小さくなったり、SEが大きかったりなど、音量の変化が気になる。
・戦闘後にフリーズすることがある。
・クリア後の追加要素が無い。
韓国産ゲームのため、日本語翻訳が変なところはいくつか見られます。日本語があるだけましと思っている派ですが、今後のアップデートで直していただければと思います。
ゲーム自体はよくまとまっており、全体的には好評でした。
総評
とくに時間制限もなく、ゆっくりと育成ができるので、ストレスがたまらなくていい作品です。
移動もファストトラベルができますし、敵もシンボルエンカウントですし、とにかくカジュアルに楽しめます。
「最近のRPGは複雑すぎて疲れる」という方は、本作を試してみるとよいでしょう。