「HUMBLE CHOICE」5月、おすすめはどれ？ゲーム評価【2020年】
『HUMBLE CHOICE』2020年5月分が配信されました。前回の4月分についてはこのリンクから。Humble Choiceについて知りたい方は以下のリンクから。【追記】6月分の記事が出来ました。この記事の一番最後にリンクがあります。
https://minorgame.syowp.com/archives/humble-choice.html
『XCOM2』は2回目だったりしますけどね。今回はシミュレーション系中心の組み合わせになっていますね。
それぞれの簡単なゲーム紹介ののちに、本バンドルの総評をお届けします。
ゲームレビューと評価（12本）
ジュラシック・ワールド・エボリューション（＋１DLC）
ひとことでいえば、テーマパーク建設ゲームの「ジュラシックパーク」版です。
化石から恐竜の遺伝子を採取し、現代によみがえらせて見世物にします。
傲慢な人間に対して恐竜たちが牙をむくこともあるので、管理には注意しましょう。おさえておきたい作品です。
DLC「Deluxe Dinosaur Pack」がついてくるので、忘れずに有効化しておきましょう。
XCOM2（+2 DLC）
『XCOM2』に2つのDLC（「Reinforcement Pack」「Resistance Warrior Pack」）がセットになったお得なパックです。
今回の目玉作品でもありますが、『XCOM2』は以前も配信されたことがあるので、古参の人には微妙かと思います。
『ジュラシック・ワールド・エボリューション』同様、DLCはべつべつで有効化しなければならないので、取り忘れのないように注意。
Rise of Industry
20世紀初頭を舞台にしたロジスティックシミュレーションゲーム。物流チェーンを構築していくことが目的です。
内容的にはかなりカジュアルに作られていますので、『Capitalism 2』を挫折した人でも楽しめるとは思います。
物流系が好きな人はといったところ。
Niche – a genetics survival game
ターン制のローグライクシミュレーションゲームです。
餓死しないように食糧を集めつつ、島から脱出して次のステージへ向かうという、ステージクリア型のゲームです。
死んだら最初からになるので、最初のうちはよくわからないうちに死んでしまうかと思います。何度か遊べばコツはわかってくるかと思います。
ミニゲーム的な内容なので、さくっと遊びたい人には向いていると思います。
Warhammer 40,000: Gladius
みんな大好き「Warhammer 40,000」シリーズのストラテジーゲームです。
ジャンル的には４Xターン制ストラテジーです。ヘクスマップで、「シヴィライゼーション」シリーズでいえば『シヴィライゼーション：ビヨンドアース』っぽい感じですね。ただ戦争メインのゲームなので、内政的なものには期待しないほうがいいかと。
ターン制戦略ゲームが好きな人にはおすすめです。
The Swords of Ditto: Mormo’s Curse
「ローグライク」とストアページに書いてはいますが、基本的にはゼルダのようなアクションRPGです。ローグライクを期待するとかなり肩透かしになるでしょう。
キャラクターやグラフィックも可愛く、ゼルダのようなアクション系のRPGが好きな人には楽しめるかと思います。
WARSAW
第二次世界大戦中の、ポーランドのワルシャワ蜂起をテーマにしたタクティカルRPGです。グラフィックや演出などに『ダーケストダンジョン』っぽさもあります。
もちろん敵はナチスドイツです。占領下におけるポーランドで、反乱軍を率いて戦いましょう。
そのあたりがどうなるかも本作の醍醐味ですね。
Heave Ho
最大4人まで協力して遊ぶことのできる、ステージクリア型のパーティゲームです。
そもそもオンラインに対応していません。ローカルのみです。
ゲームは「ゴールをめざす」というシンプルきわまりない内容です。
一人でもプレイできますので、家族や友達と遊ぶなり、一人で黙々とプレイするなり、自分のスタイルでプレイするといいでしょう。評価の高いゲームです。
MO:Astray
ピクセルアートのアクションパズルゲームです。
主人公はスライムっぽいなにかで、くっついたりなどのアビリティでゴールを目指していきます。ジャンプ方法ですが、左アナログスティックで方向を決めて射出するタイプのものになっています。
ジャンプ系アクションゲーム（死にゲー）が好きな人にはおすすめです。
NEOVERSE
筆者的に今回一番おすすめしたいゲーム。ローグライク要素のあるカードゲームです。
いわゆる『Slay the Spire』のフォロワーゲームですが、コンボシステムなど独自な要素も取り入れており、遊びやすく仕上がっています。詳細は以下のリンクから。
Chess Ultra
チェス以外のなにものでもないチェスゲームです。オンライン対戦やVRプレイにも対応しています。
チェスが遊びたい人にはおすすめのゲームです。
Horace
メガドライブ的なドット絵調の2Dアクションゲームです。
レトロゲーマーには刺さるような内容になっています。アクションゲーム好きの人はどうぞ。ただ最初のチュートリアル的な部分が長いのは難点かなとは思います。
総評
値段的にもおさえておきたのは『XCOM2』『ジュラシック・ワールド・エヴォリューション』ですね。DLCの取り忘れがないように注意です。
筆者的なおすすめは、やはりローグライクカードゲームの『NEOVERSE』でしょう。中毒性が高く、テンポもよいので、ついつい遊んでしまう作品です。
その次としては『Warhammer 40,000: Gladius』。ターン制ストラテジーが好きな人には楽しめる作品になっています。
「Warhammer 40,000」はわかってくるとけっこう面白いですけどね。
第二次世界大戦に興味があるなら、ワルシャワ蜂起がテーマの『WARSAW』がいいかと。
ミニゲーム的なカジュアルストラテジーなら『Rise of Industry』『Niche – a genetics survival game』がいいですね。
アクションゲーム好きなら『The Swords of Ditto: Mormo’s Curse』『Heave Ho』『MO:Astray』『Horace』がいいでしょう。
チェス好きなら迷わず『Chess Ultra』を。
