Steam版『Bloodstained: Ritual of the Night』クリア!評価は「圧倒的に好評」 レビューと感想ーRPG度高めのメトロイドヴァニア【ゲームレビュー】

2023年6月21日ゲーム評価アクション, レビュー

bloodstained

「悪魔城ドラキュラ」シリーズの五十嵐孝司氏による精神的続編メトロイドヴァニア『Bloodstained: Ritual of the Night』。ArtPlayが開発し、505 Gamesによって、2019年6月18日にSteamで配信されました。

見た感じも「悪魔城ドラキュラ」ニャ。

現在、2020年3月23日まで35%OFFセール(3,562円)になっていますので、本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。

 

どんなゲーム?

Bloodstained

本作は五十嵐孝司氏が手掛ける探索型の横スクロールアクションゲーム、いわゆる「メトロイドヴァニア」と呼ばれるものです。

五十嵐孝司氏は以前に、キックスターターでクラウドファンディングをおこない、2018年5月24日に本作の前身である『Bloodstained: Curse of the moon』をSteamで配信しました。この作品はピクセルアートのレトロゲームスタイルになっています。

本作は『Bloodstained: Curse of the moon』の10年後の世界が舞台です。

時代は18世紀末の産業革命期。錬金術ギルドの悪魔召喚に利用された主人公のミリアムは、ギルド崩壊後に目を覚まします。体内には結晶が埋め込まれており、その力を引き出すことで敵と戦っていきます。

前作とは違ってグラフィックは絵画的なものになり、動きもリアリティのあるものに変わりました。

内容的な斬新さには乏しいですが、メトロイドヴァニアとしての基本はしっかりと押さえています。

「悪魔城ドラキュラ」ファンなら遊んでおきたい一作です。

【追記】クリアしました。基本的にはレベルを上げて、料理など回復アイテムを使いまくれば、アクションが苦手でもだいたいのボス戦はなんとかなります。

逆にいえば、それがなかったらけっこうきびしかったかなとは思います。

あと謎解きがわかりづらいところがいくつかあり、攻略サイト無しだと難しい気もします。

何にしろ、ゲームとしては遊びやすいので、興味がある方はプレイしてみるといいとは思います。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「圧倒的に好評(95%、14,057人中)」になっています。

評判いいニャ。

本作の良かった点については以下のとおりです。

良かった点

・わかりやすいまでのメトロイドヴァニア。よけいな要素がない。

・キャラクターの動きが滑らか。

・主人公が可愛い。

・BGMがゲームとマッチしている。

・アクションゲーム初心者でも遊びやすい。

・やり込み要素も多い。

「何年も待ったけど、機体どおりのものができた」といった意見も多く見られました。

本作の悪かった点については以下のとおりです。

悪かった点

・敵の攻撃パターンが単調。

・武器が変わり映えしない。

・マップがわかりづらい。

メトロイドヴァニアという分野自体、ゲームプレイが単調になりがちという問題があります。おなじところを行ったり来たりすることもありますしね。

ユーザーの期待にこたえた完成度なので、全体的には好評なゲームです。

 

総評

本作は『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』の精神的続編といっていい作品です。

『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』は筆者もクリアしたことがありますが、本作はそのシステムを踏襲しており、ユーザーにとって賛否両論出そうなシステムの追加などはなされていません。

斬新さがないともいえますが、ユーザーにとっては「安心感」にもなるかと。

メトロイドヴァニア好き、『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』好きな人は、迷わずプレイするのがいいかと思います。

↓次回のレビュー記事。