『南海バカンス島』クリア!レビュー・感想・評価ーパズル要素強めのリゾート島運営シム【Steam】

2024年4月22日ゲーム評価シミュレーション, レビュー

nankai vacation island

リゾート島を運営して観光客を増やす建設シミュレーションゲーム『南海バカンス島』。

カイロソフトによって、2023年4月10日にSteamで配信されました。

最近カイロソフトのゲームをプレイすることが多いのニャ。

以前にバンドルでまとめ買いしたものをこなしている感じですね。本作も実績をすべてとってコンプリートしました。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。

 

どんなゲーム?

南海バカンス島

本作は南の島でリゾート経営をするシミュレーションゲームです。

プレイヤーは島の上に宿泊施設やレジャー施設、観光施設などを建てて、大勢の観光客を呼び込むことが目的です。最初は船着き場から観光客が来ますが、途中から空港が建てられるようになります。

本作の特徴ですが、ただひたすら建設物を置いていけばいいわけではなく、特定の建設物どうしが近くにあるとスポットボーナスが入ります。

また宿泊施設も、周辺に特定の条件の建設物があると観光プランボーナスが入ります。せまい土地の上でこれらをうまく組み合わせる必要があるため、パズルゲームをやらされているような感じになってきます。

けっこう頭をつかうのニャ。

ただこれらを逆に利用してやり、特定の施設だけひたすら置いていってボーナスを稼ぐという方法も使えます。

たとえば果物屋とお土産屋を宿泊施設のまわりに、ひたすら交互に敷き詰めていき、施設の魅力をアイテムで上げておけば、これだけで若者・セレブ・家族・外国人の4勢力の満足度Sランクを取ることができたりします。

さらにいえば、コインロッカーと屋外シャワーでもスポットボーナスがあるので、これを敷き詰めれば外国人に対して満足度Sランクを取れたりします。

そんな観光地は嫌なのニャ。

ただ後半はさまざまな種類のスポットを組み合わせて、それを宿泊施設周辺に配置しなければならず、本当にパズルゲームのような感じになります。筆者はがんばって旅行プラン50個のリゾートホテルをつくりましたが、けっこう面倒でした。また攻略情報記事に掲載したいと思います。【追記】攻略記事できました。この記事の一番最後にリンクがあります。

これまでのカイロゲームのように時間さえかければいいというものではなく、スポットの組み合わせを考えなくてはいけないので、そこそこ頭をつかいます。気楽に遊びたいという方にはあまり向かないかもしれません。

ただあるていどカイロゲームに慣れている方ならば、本作はプレイしごたえのある内容になっています。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(95%、74人中)」になっています。

カイロソフトのゲームはあまり批判がない感じニャ。

本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。

良かった点

・まったり南国バカンスのリゾート地をつくれる。

・施設の配置を考えるのが楽しい。

・ちょこまか動くドット絵のキャラクターが可愛い。

・適度な難易度があって楽しめる。

悪かった点

・パズル要素が強くて気楽に遊べない。

・実績の条件がいろいろと厳しい。

・アイテムの解放条件などがわかりづらい。

・資金などが貯まるまでの待ち時間が長い。

頭をつかう部分が多いことから、気楽に遊びたい方たちにはまったり感が足りないのかもしれませんね。ただカイロソフトのゲームが好きな方には、基本的に楽しめる作品にはなっています。

 

総評

南国でまったりリゾート経営することのできる本作ですが、ゲーム自体はそれなりに考えて施設を配置しないとコンプリートは難しいとは思います。

ある意味、システムの穴をつくようなこと(特定のスポットをひたすら置いていくなど)をしていく必要があります。

カイロソフト初心者の方はちょっと厳しいところがありますが、慣れている方にはよい作品とは思います。