【Civ7】エドワード・ティーチで海賊共和国プレイした感想と評価

『シヴィライゼーションⅦ』のDLC「力の潮流」コレクションで追加された黒髭ことエドワード・ティーチをプレイしてみました。
戦争状態じゃなくても海上の船を襲うことができたり、しかも倒した船を味方にすることができたりなど、けっこうやりたい放題な感じで楽しいです。

あと探検の時代で出てくる文明・海賊共和国も、開拓者をつくれない代わりに、バッカニア(固有艦隊司令官)をつかって居住地をつくることができたり、相手の財宝資源を奪って本土へ送ったりといったトリッキーなことが可能です。
今回、エドワード・ティーチをつかって勝利できたので、使い勝手や気づいた点について述べていきます。
エドワード・ティーチで海賊共和国プレイした感想と評価
エドワード・ティーチとは?
エドワード・ティーチは「黒髭」のあだ名で知られている海賊です。出身はイギリス。一般的な海賊のイメージは、この黒髭から来ていますね。

ただ海賊団内は案外民主的で、部下たちの賛成があってから事をおこなったり、捕虜を殺したなどという記録もないそうです。独裁的にやっていたら部下から反発されて裏切られるだけなので、ある意味現実的な判断とは思います。
ティーチの能力
『Civ7』におけるティーチの能力は以下のとおりです。
黒髭:すべての海洋ユニットが海賊の能力を得る。これにより、他の文明の国境を越える、味方ではない文明の交易路を略奪する、同盟関係にない文明の海洋ユニットを戦争を宣言することなく攻撃する、といったことが可能となる。海洋ユニットで海洋ユニットを倒すと、その戦闘力の一定割合に相当するゴールドを獲得し、そのユニットを支配下に置ける。すべての海洋ユニットの維持に必要なゴールドが増加する。

ようするに同盟関係でない文明相手に、戦争状態じゃなくても国境内に無断侵入してもいいし、海洋ユニットに攻撃も仕掛けられるということですね。
ここでいう「海洋ユニット」とは民間ユニットや陸上ユニットが海を渡るときの形態も含まれます。

そういうことになりますね。そのため、戦争状態でなくても、相手の力を削いでしまえるわけです。
しかもさらにエグいのが、「海洋ユニットを倒した場合、その海洋ユニットを味方にできる」というスキルです。倒した瞬間に味方の海洋ユニットになってしまうのですね(HPは低いですが)。

海軍どうしがぶつかりあえば、倒した相手をかたっぱしから味方にできるので、雪だるま式にどんどん強くなってしまうのですね。ゾンビが噛んだ相手をゾンビにするみたいな増殖現象が起こります。
さらに海洋ユニットを倒したときには、戦闘力の50%に相当するゴールドも得られます。

そのため、けっこうやりたい放題な感じになります。
交易路の略奪ですが、海上を通る交易船の上に自分の海洋ユニットを重ねて(隣接マスからは不可)、略奪ボタンをポチればOKです。これもけっこう稼げますね。
ただそのぶん、海洋ユニットの維持費が+1ゴールドになりますが、お金はけっこう稼げるので、大きなデメリットにはならないでしょう。
古代で相性のよい文明
海賊共和国が出てくるのは探検の時代からなので、古代では海軍の強い文明を選ぶのがいいでしょう。
おすすめとしてはアクスムです。
アクスムのダウ船は、沿岸で戦闘力+4になります。この時代は外洋に出ることはないので、早めにつくっておけば無双できるでしょう。
あとマップタイプは海洋の多い「群島」か「砕けた海」を選んだほうが、ティーチの能力を活かしきれます。
プレイスタイルとしては、とにかくゴールドを稼ぐスタイルがロールプレイ的にもいいでしょう。

探検時代の立ち回り
探検時代になると海賊共和国がつかえます。
海賊共和国の特殊なところは、開拓者がつくれないという部分です。

開拓者はつくれませんが、相手の開拓者を奪うことはできるのですね。ただ相手の開拓者に出会う確率がそんなに高くないので、これはあまりたよることはできません。
それでもう一つの方法としては、固有艦隊司令官のバッカニアをつかうことです。バッカニアはカリブの海賊のことですね。
バッカニアは「居住地を建築」(チャージ1)する能力があるので、これを開拓者の代わりにつかうことができます。
また2回昇格するとチャージ1の「襲撃隊」が得られます。他文明の沿岸(遠隔地)にある財宝資源の横でこれを使うことで、即座に財宝船団を発生させることが可能です。あとはこれをいつものように本土に送り付けるだけです。

近代の立ち回り
近代だと、やはり海軍といえばイギリスでしょう。
重海洋ユニットのリヴェンジ(戦闘力+5、ターゲットの周囲にも25%ダメージ)が強いので、群島マップならこれだけひたすら量産しているだけで勝てます。
遺産「バタシー発電所」もあれば、海洋ユニットを1つ生産すればおまけに1つもらえるので、リヴェンジスパムで押し込んでしまえますね。
イギリスなら文化勝利でも軍事勝利でも経済勝利でもお好きなようにといったところです。
まとめ
エドワード・ティーチは「戦争しなくても海洋ユニットをアタックできる。しかも倒した海洋ユニットを味方にできるうえに、ゴールドももらえる」と、これまでになかったプレイ感覚だったので、なかなか楽しかったです。
ゲーム序盤から積極的に海洋ユニットを動かして、あちこちの文明を襲いまくることができるので、退屈せずに最後まで遊べました。

ユニークなキャラクターなので、一度プレイしてみることをおすすめします。





























