『Dead Space』リメイク版 評価は「非常に好評」 レビュー・感想ー名作サバイバルホラーが日本語有りで復活!【Steam】

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日本で発売できなかった名作サバイバルホラー『Dead Space』リメイク版

Motiveが開発し、Electronic Artsによって2023年1月28日にSteamで配信されました。今回は規制無し・日本語有りです。

アイザックさん、ふたたびニャ。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。

 

どんなゲーム?

動画名

本作は、巨大艦のUSGイシムラを修理するミッションに取り組む「ごく普通の」エンジニア(公式の説明通りの文章)、アイザック・クラークさんを主人公にした、サバイバルホラーです。

日本での発売が禁止になっていたのは、敵を攻撃するさいに四肢切断表現があったりなど、残酷描写が多かったことで規制がかかっていました。

そのぶん、多くの人たちがゲーム実況動画などを見て楽しんでいたのではないかと思います。

ゲーム実況で人気のあった作品ニャ。

主人公のアイザックさん(圭)は「ごく普通のエンジニア」であり、イシムラ内で発生した凶悪なネクロモーフたち相手に、エンジニアの工具で戦わなくてはなりません。

具体的にはプラズマカッターでネクロモーフの四肢を切断します。さらに殴り合ったり、ストンピングしたりなど、『デッドライジング』のフランクさんばりの人間兵器だったります。

そのアイザックさんの人間離れした強さから、もはやサバイバルホラーというよりも「アイザックさん無双」みたいな印象が強くなってしまっている作品です。

もはやキャラクターゲームなのニャ。

本作はリマスターではなく、グラフィックや音響などをほぼリニューアルしており、過去作との違いを楽しむことができるでしょう。

また今回は規制無し・日本語ありでプレイできるのもよいところですね。

日本語字幕については、ゲーム起動前にライブラリの「DEAD SPACE」を右クリック、「プロパティ」で言語を日本語に設定してください。

それと今作では、あの無口なアイザックさんがしゃべるようになりました。ある意味、キャラクター性が上がった作品になっていますね。

あと『Intensity Director』の導入により、つねに緊張感のある展開が発生するようになっています。これによって、リプレイ性の上がったゲームにもなっていますね。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(88%、7022人中)」になっています。

もとが名作なので、悪くはならないと思うニャ。

本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。

良かった点

・初代を超える良いリメイク作品。

・グラフィックと音響の強化で、ゲームの臨場感が上がった。

・アイザックさんがしゃべるようになった。

・『Intensity Director』によって緊張感が増した。

悪かった点

・カクツキやフリーズが発生する。

・場合によってはシャットダウンする。3080tiでも落ちた。

・EAアカウントとの紐づけがうまくいかない場合がある。

・紐づけがうまくいかないとセーブデータが消える場合がある。

ゲームの内容自体は、すでに定評の高い作品をリメイクしたものなので問題はないでしょう。

ゲーム動作やEAアカウントまわりでの不具合があるようなので、このあたりにぶつかるかどうかといったところですね。

 

総評

しゃべらないのになぜか存在感の強かったアイザックさんですが、本作ではしっかりしゃべるようになりました。

初プレイの人はもちらおん、「ごく普通のエンジニア」であるアイザックさんでネクロモーフたちともう一度戯れたい方も、本作をプレイしてみるのが良いでしょう。